外出自粛解除でプチ旅行をしようと県内旅行に出かけた。最初の訪問地は松本から長野に抜ける途中の麻績宿。一通り見て回ってから向かった先は修那羅峠(しょなら峠)の安宮神社。ここはかつて修験者が修行をしていた山奥の峠。その一角の安宮神社の周りには、江戸時代最後の修験者、修那羅大天武へのお願いや民間信仰の象徴としての石仏が数百点寄進され、それらが林の中に点在ている。(詳しくは筑北村のHPのここを参照)
安宮神社の「みやこ忘れ」も咲いているとの事なので、出かけてみた。
少し朽ちかけた神社の裏手の山に向かうと、さまざまな庶民の願いを込めた多種多様な石仏が鎮座している。
怒って、鬼になって居る者。
素朴に、ただひたすら祈りをささげているもの。
最初は餅つきの神様?と思ったのだが、築北村のHPを見ると、どうも酒泉童子と言って、良い酒ができるよう奉納されたものらしい。
HPに記載がないので、詳細は不明なるも、「催促金神」なんてのもあって、いつの世も、借金はしたくないし、取りはぐれも困るし、、、、だったのだろう。
健康や安産とか、豊作とか、交通安全とかの普通の神様もあったので、色々とお願いして回って山を下りたのであった。