▲スタッフ藤井の子どもが、玩具のトンカチを片手に持って真似しています
。
一緒にやりたいんだろうな。よく考えてみれば、昔は工事現場をずっと眺めていた男の子いました。
家は長くつきあっていくもの。
「メンテナンス≒めんどくさい」ものでしょうか?
藤井の子どもをみていると、お父さんが家を修理したり、
何かをつくっていく工程を通して、色々なコトを学んでいるように思えます。
また仲間と一緒に何かをつくりあげていく姿はキラキラみえるものです
。
インターン生の毛受(めんじょう)君も日々成長がみえます。
カラダを使って考えることで、色々な点に気が付くようになりました。
どんな仕事でも、指示待ちでは仕事になりません。
そういう意味でもD.I.Yの価値ってもっとあるんじゃないかな
・・・私、小川百合子は、D.I.Yやメンテナンスする生き方の価値観を求め
日々、試行錯誤しています
。果たして??
一体どのようにお伝えしたら販売促進に繋がっていくのでしょうか?
手当たり次第、ピンとくるフレーズと写真を組み合わせ・・・
イメージのラフ案をつくっています。
さてさて、今日もインターン生の日報から一部抜粋してお送りします。
小川耕太郎∞百合子社インターン生
愛知大学経営学部一年 毛受 惇
■■本日進んだこと・成果物■■
■10:00-15:00 ウッドデッキ続き■→→→
本日は木もちeーデッキ幅140mm厚40mmの床板張りです。
単に置いて、ビスを打ち付けるだけではなく、細部までにわたる工夫が必要なことに気がつきました。
簡単だと思っていた床板も、注意する場所がいくつかあり、なかなか時間がかかりました。
【気づき1_床板の端っこ】
床板の端を揃えるやり方です。
床板は根太の端と合わせてきっちり切るのもよいですが、
20mm~30mm長くするのをオススメします。
少し長くすることで、末端の水はけが良くなるからです。
この長さで切ると、端を合わせるのが難しくなりますが、余っている二本の束と、
薄い板を一枚使って、高さを合わせて端を揃えることが出来る幕板のようなものを作ります。
それを手前の束に仮止めして固定し、反対側から床板を押して揃えればOKです。
【気づき2_ビス打ち】
ビス打ちの前に釘を打つラインを書きます。ビスは等間隔で、
真っ直ぐ打ってあるほうが、見栄えがいいので、
根太の真ん中に合わせて、定規などで線を引き(後から自然に消えていくものが好ましい)、
ビスを打つ箇所を等間隔にマークしました。
ウッドデッキの板は木表を表に使う場合は、
無垢の木はU状に反りますので、なるべく板の端の方で止めると
反りを抑えます。その打つ場所も揃えます。
ビス打ちのやり方です。
ウッドデッキが大きくなればなるほど、たくさんのビスを打つことになります。
床板のビスはもちろん見えるので、強度を保ちながら、
なるべく少ない数で抑えたいものです。
サンドイッチ工法だと、根太が二本隣接していますが、片方打つだけでよいと思います。
ビスを打つ箇所を等間隔にマークしてあるので、ズレないように下穴を空けてから、打つようにしました。
注意する点は3つ
木もちe-デッキは節がついているので、マークしたところに節がある時は節を避けるようにします。
節はとても硬いので、無理やり下穴やビス打ちをしようとすると、
下穴を空けるドリルピットやビスが折れてしまう可能性もあります。
木ねじで靴下などをひっかけないように、板と水平になるくらいまで打ち込みます。
打ち込むすぎると、釘穴に水が溜まり、木が腐食しやすくなるので注意!
【気づき3_目透かし】
目透かし(板と板の隙間)を空ける時の注意です。
例えば床板と床板の間を10mm空けるとして、
▲10mm幅のスペーサーで、目透かしをとっていきます。
木には反っているものもあるので、上に乗るか、
手で押さえ付けながら打っていかないと、目透かしがズレる場合があります。
またスペーサーを付けたまま、ビス打ちすると、
スペーサーが取れなくなってしまうので、必ずとってから打ってください。
【気づき4_掻き込み】
住宅になんらかの障害物がある場合、一部床板を掻き込みします。
▲
長勝鋸なら、素人でもこんな薄い掻き込みができます。
▲床板残り2枚は、支柱にかかる床板の部分なので、掻き込みをする必要があるので明日にまわしました。
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■16:00-17:00 植林目録■→→→
市有林の植林に関する書類を市長に目録として渡す様子を見学させていただきました。
内容は「海と山を結ぶ漁民の森づくり」と題して、
尾鷲漁業協同組合、尾鷲養殖組合、
JPOWERグループ(電源開発株式会社、JPハイテック)が主催で、
有限会社小川耕太郎∞百合子社、尾鷲ロータリークラブが協賛という形になっています。
有限会社小川耕太郎∞百合子社の寄付は5年前の2008年から
「売り上げの0.3%を日本の山に還元する」形で
「社会コスト」(生産過程で人や環境に与えるダメージを元に戻す費用)へ歩み寄るいうものです。
今年はコナラ、ヤマザクラ、ケヤキの苗木、獣害防止ネット、資材運搬一式を寄付しました。
9日に実際植林も体験させていただくので、山を再生することの大切さを、肌身で感じたいと思います。
つづく