蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

漁民の森  植樹祭にいってきました。

2013年03月09日 14時54分17秒 | その他

毎年行われている「海と山を守る、漁民による森づくり」植樹祭に行ってきました。
この活動では広葉樹を植えています。

獲る漁業から育てる漁業へ
漁民がプライドをもち、仕事ができる仕組みつくり


1999年から8年間、尾鷲養殖組合が電源開発様と協力して、尾鷲市の山を購入し、
広葉樹を植林する活動をしています。また年に一回漁民と漁協関係者などみんなで船をだし、
魚網でゴミをすくい、海の清掃を行っていました。
このようなキッカケになりましたのが現在環境悪化により年々魚の水揚げ量が減少しているからです。
後継者が生業として成り立っていくには、地味な作業ですが海の環境を改善していき
「採る漁業から育てる漁業へ」変わっていく必要性を強く感じたからです。
広葉樹が育てば、地が締まり、土砂崩れも少なくなっていきます。
また、腐葉土よりプランクトンが多くなります。
漁民がプライドを持って仕事をできるように仕組みをつくりたいと思います。

                        尾鷲養殖業組合会長より 






今回はインターン生の毛受君も参加させていただきました。
大学1年生の彼には、このような活動がどうみえるのでしょうか。



[社会コスト]とは?

1998年の個人事業設立当初より、以下の宣言をしていきました。

[社会コスト]→(弊社の製造商品の生産過程で人や環境に与えるダメージを元に戻す費用)
の一部でも価格に組み入れ、税引き後、
利益の5%を日本の山林維持・循環・技術の継承に寄付していきます。

弊社は「21世紀型山林循環経済活動」をめざし、自然を生かした商品開発、販売をしてきました。
しかしいくら自然の恵みを活かし、環境保全につながるような商品でも、
その製造過程においても車も使えば電気やカタログなどの紙も消費、
環境においてもマイナス面は必ずついてまわります。
そこで、税引き後利益の5%を日本の山林維持などの活動に寄付し、
社会コストを還元することを宣言してきました。



お陰様で法人化5期にしてようやく利益を生み出すことができました。
お客様をはじめ仕事で出合った方、家族、友人 皆様に深く感謝いたします。
尾鷲養殖業組合様が長年行っている「植樹活動」に寄付させていただきます。


7期からは、社会コストの活動を継続的に行えるよう、
寄付金を税引き後利益の5%→売り上げの0.3%とし、
利益のあるなしにかかわらず
[社会コスト]の活動を行っています。

小川耕太郎