蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

木もちeデッキ

2018年06月26日 13時48分12秒 | 木もちeーデッキ(国産ウッドデッキ用材)
2006年、杉の3番玉、4番玉の有効活用を考えて商品化した
木もちeデッキ
色々なトラブルもありましたし、苦い思いもしてきました。
しかし、新しい杉の使い方を作り出したいとの思いから、
あきらめずに12年販売を続けております。


弊社倉庫横に色々な工法で21台のデッキを作り、
耐久性の実験も行っています。
また、自宅にも実際に使うデッキを作り、
そこでバーベキューしたり、流しそうめん大会をしたりして、
使い心地、掃除の仕方を研究し、どういうところが傷みやすいかなども確かめてきました。

倉庫横の実物実験




自宅デッキでの食事会



そして、現時点での結論として、
大引きBP(板金+パッキン)工法が一番長持ちするという結論に至りました。


大引きの上に板金を敷く。


その上にパッキンを置く。


その上にデッキ材を打つ。


この工法によって、床下が今までで一番良い状況が続いています。
床材は、お掃除の頻度、使い方、その環境などによって耐久性が大きく変わってきますが、
床下が長持ちすれば、床材を交換するだけで済むので、
維持コストを大幅に下げることができます。


弊社では、板金材、パッキンの在庫も始めました。
今後、お見積もりの際には、大引きBP工法を基本としてご提案いたします。


これからも、絶えず実験研究を重ね、
新しい発見があった際にはその都度ご報告しながら、
より良い提案ができるよう努力していきます。


今後とも、「木もちeデッキ」をよろしくお願いいたします。

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