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アイスランド、ノルウエー、EU当局者による持続しているサバ紛争打開のための話し合いがもたれた(8月24日FUD)
アイスランドの有力紙Morgunbladidによればこの会談はレイキャビックのアイスランド漁業省で行われたが、意見交換は友好的に行われたという。しかし同省は進展があったかどうかについてはコメントを避けた。さらなる会談を9月末にロンドンで持つことが決まり明るさが見えてきたといえる。
この会談にはアイスランド漁業養殖省からSigurgeir Thorgeirsson,EUからLowri Evans、ノルウエーから漁業大臣Jørn Krogが参加、その他にも関係者が参加した。アイスランドとファロー諸島は自らにそれぞれ146,000トンと150,000トンの漁獲枠を設定。これに対し、EUとノルウエーは漁獲量が過大題であるだけではなく貴重なサバ漁業を永久に傷つけることになると主張していた。
アイスランドとファローのこの状態が持続すればスコットランドとアイルランドにとっては危機的状況をもたらすと主張。しかしながら、アイスランドは最近自国水域ではサバがあふれていて魚は港湾にまで入り込んでくる状況と主張。またアイスランドはマダラやハドックの保護に努めており、同様にサバについても配慮しているという。
ノルウエーとEUはこれら2か国からのサバ製品の輸入を禁止した。しかし世界には多くの代替市場がありサバのために良い値を付けることを厭わない。もう一度話し合いがもたれることになっていて関係国の漁業にとって救済となればよいが、昨年の話し合いでは何の進展も見られなかった。
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