memories on the sea 海の記録

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パイロットやタグの支援で座礁を免れた

2017-06-28 00:01:51 | 海事

   

"F. Arslan V"66夜、Lavernock Point故障発生。同船は午前6時にカーディフからアボンマウスに向かって航行していたが、港を出た直後にエンジンのパワーを失った。69SNT)

本船は強風や荒れる海のLavernock Point沖で投錨しようとしたがアンカーリング中2つのアンカーを一緒に絡ませ、両方とも役に立たなくなった。船のアンカーの1つが第2アンカーの鎖の周りを包み込み、アンカーの両方が引き揚げられなくなった。ダイバーなしには不可能となった。

2隻の地元のタグボート、 "Trueman" "Tradesman"は、船を港に戻すために呼び出されましたが、最初は絡みついたアンカーを解放しようとした。そのうちの1隻は本船お船尾と結ばれたが水中の岩礁に近い障害物、非常に露出した場所にあった。F. Arslan V」に乗っていたブリストル海峡パイロットとタグボート船員は、船長にアンカーを犠牲にして切断する打よう求めたが、貴重な時間は船長が船主と無線連絡している間に失われた。Flatholm 沖ではこの問題のアンカーとタグボートが格闘していた。

6:15 p.m.までにタグボートはこのコンテナ船をLavernockの近くの岩場の露頭からFlatholm Islandの方に引き、本船のアンカーをールの下に一緒に結びつけて移動した。

最終的に船を港に戻すことを可能にするために、アンカーチェーンを切断し、海に放棄しなければならないと合意した。右舷アンカーは、それを解放するための協調した努力にもかかわらず、絡んだままであった。乗組員は最終的に両方のアンカーチェーンを切断し、海に出ることができた。各アンカーチェーンを切断するのに15分かかった。..しかし、問題はそこで終わらなかった。コンテナ船は強力な北西の風と潮流に支配されていた。そして船はLavernock Pointに向かって再び流れ始めた。その後、タグは、潮と強い北西風に対抗してカーディフに向かってそれを回そうとしなければならなかった。午後545分。牽引索のラインの1つがスナップした。

船からタッグに別のラインを渡すことに問題があった。英語を話せる乗組みがいなかった。急激に潮が引き、北の風が船を危険なLavernock PointWolves Rocksに向かって押し戻すようになった。

Milford Haven 沿岸警備隊は地元の救命艇に緊急事態を宣言した。(以下省略)

 


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