Trat's Khlong Yai 地区漁業協会は7月1日以降操業が出来無くなるという脅威にさらされている。この期限は政府がすべての漁船に対しEUのIUU漁船対策に対応するための登録を義務つけたことによる(6月25日Bangkok Post)
同協会の Amornsak Worawichitpong会長はおよそ800隻の漁船がEUの求めるIUU対策要件を満たしていないために停船することになるであろうと木曜日発表した。タイ国政府は漁船は正しく登録されていること、合法法的なライセンスを有すること、登録の際には適正な漁具を装備していること、船舶監視システムVMSを備えていることを条件としている。
同会長によれば協会所属の漁船の90%までが違法漁船に当てはまるという。もしそのままで漁船が出漁すれば逮捕され様々な罰則を受け、罰金は100,000 baht(薬37万円)になるという。7月1日までに漁船がこの条件を満足することは不可能である。よって漁船は停船する以外に道は無い。このことによりこの地区の漁業関連産業全般に影響するという。
「タイ政府はEU諸国をなだめようとしているが、タイからの年間輸出額は300億バーツだけである。しかしこれに漁船が対応しようとすれば1000億バーツの負担となる」と。「Trat および Khlong Yaiの漁業界は政府がこのことを理解し、中国など他国との貿易を行うことを希望する」と。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます