サケの好調な輸出に続きノルウエーの漁獲部門もマダラやハッドクなど白身魚が好調であったという(1月10日FUD)
底魚の販売は138億クローネで前年比8%増加した。これは、クォータが過去3年間で比較的安定していたことによる。
ノルウエー水産物審議会のアナリストかいIngrid Kristine Pettersenは「主要製品の価格が上昇した。為替による効果も大きいが2015年ほどではなかった」という。 「成長は生鮮および冷凍もので最大で、従来の業界に取っては挑戦の一年であった。clipfish にあっては減少した。Clipfishの輸出は量で8%、金額で6%減少、これはブラジルのような主要市場の状況が原因であった。Saltfishの輸出は6900万NOK増加し12億NOKで、主要相手先はポルトガルであった。
白身魚の生鮮マダラやハドックなど漁民による漁獲は32億NOKとない3.85億NOK増加した。生鮮のsaitheは主にデンマークに輸出されたが63%の大幅増加であった。生鮮マダラ製品の輸出は2.09億NOK、11%増加した。生鮮ハドックは英国が主なバイヤーであるが7%減少し4.05億NOKであった。
しかし、冷凍ものにあっては白身魚の販売総額は49億NOKで15%増加した。水産物全体の販売は養殖サケマスを含め2016年の実績はNOK916億となった。2015年対比では23%の増加となった。