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最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

昨年最後の山歩き。

2019年01月05日 07時56分23秒 | 山歩き・散歩・温泉
昨年、最後の山歩きは函館山の裏にあった寒川(集落跡)へ。
寒川の歴史は明治17年頃の富山県からの入植者が始まりだ。
当時、寒川の沖合は津軽暖流と千島寒流との潮目ができるところで、ブリなどの魚も豊富にとれた。
寒い時期にはノリやフノリを採って、市街地で売っていた。
集落には3本の川が流れていたが、寒川の名前の由来は、その「3本の川」に由来するという説がある。
明治末から昭和の初め頃には60人ほどが住んでいて、小学校の分校もあった。分校には1常時10~16人の生徒がいたが、昭和18年の閉校時の児童数は2人。
戦後は徐々にを離れる住民も増え、昭和29年9月の洞爺丸台風以降、残っていた数軒も移転を余儀なくされた。
海岸はこれまでで最も漂着物が多い。
木造船の一部のような物を見つけたときは緊張した。


通行禁止の看板が登山(下山?)口






海岸に残っている石垣が、当時の集落の様子を少しだけ想像させてくれる。


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