私は前期高齢者寸前男である。
昨日、元日の夕方4時10分。
能登地方で「震度7」の地震が起きた。
わが地域は「震度5強」だった。
これは自分にとっての生々しい記憶「中越地震」の時より「1ランク上の震度」だ。
だが、今回の地震は「揺れ方」が全く違った。
中越地震の時は地震というものを大げさに言えば「初めて体験」したのである。
震度3くらいの地震はそれまでも経験していたが、震度5弱の地震は初めてであり・・・。
激しい全方向への揺れは、ある意味「恐怖」を感じる暇がなかった。
しかし、今回は違う。
その中越地震の経験がある。
しかも今回の揺れはゆっくりと長い横揺れであった。
恐怖という意味では今回の方が大きかった。
「老い」というものの中には、本当に様々なファクターがありそれは老いという時間の流れの中で増えていく。
中でも「恐怖」というものは・・・。
自分の精神的な衰え(弱気)とともに現実より大きく感じてしまうのだ。
ゆったりと正月のテレビ番組を見ていたのが、その地震によって激しい動悸と不安が襲う。
延々と続く「地震・津波警報」の中で。
私は元日の夜の夕食を摂った。
大晦日の残り物をハイボールとともに片付けた。
余震に・・・怯えながら・・・・。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「衰え」を正確に受け止めますように。
May
こんなことが起きると「おめでとうございます!」と言いにくいですなぁ。・・・・・今年もよろしくお願いします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます