私は初老男である。
いつもの通り、日曜日のワイドショーを見ている。
スポーツコーナーで、巨人がストーブリーグ。
FA宣言している選手3人(山口俊・森福・陽岱鋼)を獲得したとのこと。
最近のプロ野球界には、あまりワクワクすることが無い。
というか、そのものの運営が軌道に乗って安定してきたからだろう。
試合自体が面白くないといってるのではない。
ゲーム自体は、今も昔も白熱しているしファンも熱中している。
私自身があまり興味が無くなっただけだ。
そんな中で、タイトルの話。
単純に彼らを獲得したのは「戦力補強」という面が一番だろうが・・・・。
側面として、彼らを「他球団に渡さない」ということがあるのだろう。
FA選手は、素晴らしい選手であることは言うまでもないのであるが・・・・。
結構、移籍してから活躍できない選手も少ないないように思える。
杉内なんて、そうじゃないかなぁ。
それに大抵の場合FA選手は、それなりのベテランになっているはずだからプレーできる残り時間があまり多くない。
そうした意味で「お金」を持っている球団の戦略というものは、いやらしいって思う。
まあ、そんなことをするのはある球団だけだけど。
こうした補強をしたチームは、次のシーズンに大抵「優勝できない」
私たちの若い時は「ある球団」の神通力が大きかったから、この戦略も結構効果があったけれど、今の選手たちは現代っ子(古い!)だ。
球団のこうした補強に、結構「腐って」しまい球団全体の雰囲気が悪くなる可能性が大きい気がするのだ。
すでにプロ野球経営というのは、私たちの若いころのそれと違う世界になってきている。
エンターテイメントとしての部分を充実させた中での競技性を高めていかなければ、他のプロスポーツにその座を脅かされることだろう。
そうした中で、このFA選手3人獲得は・・・・。
あまり効果的な戦略とは思えないな。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、プロ野球のこれからを思い描きますように。
May
何の競技、いやスポーツ以外の組織も「個々の精神状態」のバランスが悪いと良い結果が得られない。