築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

またまたブリブリ(笑)

2021-03-16 09:12:13 | Weblog
今日は思っていた通りに太平洋側の本マグロはめっきり減りましたが、
かわりに日本海側の京都舞鶴が30本以上は出ておりました!
舞鶴のほかには山口県仙崎と長崎県の定置網もありましたが、
そちらの方は本数は少なめで・・・
今回の日本海の定置網もなかなか品物はよく、魚体は舞鶴は
50~60キロサイズと30キロ台のサイズが半々くらい。
仙崎、長崎は30キロ台でした。
豊洲から遠く離れた日本海側ではありますが、今日の定置網は
どこの産地も鮮度が良かったですね~
舞鶴に長崎県と仕入れましたが、どちらもまだ身がブリブリに縮れてます。
写真の魚は長崎県の方ですが、卸したての縮れの状態でこれだけ脂出ております!



縮れが直ってくればもうちょっと身もしっとりしてくると思いますし、
脂のもっと上がってくると思います!
正直・・・今日食べても味しないでしょうね~(^^;;)
マグロは縮れている状態では味も出ておらず、全然美味しくはないので
正直『新鮮すぎ』はダメなんですよね。
もちろんセリ場では「鮮度=色持ち」ですので、そこは非常に重視しますが、
食べるときは熟成している方が美味しく頂けると思います。

一般で買っていただいている方に
「毎日少しづつ食べてると日によって味が変わってくるからマグロって面白いね」
と数人の方におっしゃっていただいたことがあります。
特に延縄漁は熟成に時間がかかりますので、その「使い時」は板前さんの腕の見せどころ
なのかな?なんて思います(^^;)
なかなか販売する時には売りずらいんですが、周りの色がちょっと変わり始めてきたときの方が
食べてみるとおいしかったりは実際しますからね~
まぁ・・・そうなったマグロはだいたいまかない行きなんですが(^^;;)


明日は水曜日ですが土曜日が祭日ですので豊洲の市場は営業しております。
きっと「がらがら~」だと思いますので、自動的に「ソーシャルディスタンス」です。。
ご安心して来場いただけると・・・思います(笑)

是非、お待ちしております!!