島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

12月?

2022年12月16日 | 旅行
さて、どこから、何から書き始めましょうか。
3週間の日本滞在から戻り翌日からあり得ないスケジュールが目の前にドーンと降り立ち、夏に12月の連休夫婦でローマ行っちゃう?と勢いだけで決めた旅行が12月の頭にあり、ローマで遊びたいなら今前倒しで譜読みせねば…と、言ってみれば自業自得スケジュール。12月22日までは仕事が終わらないのですが今日から3日間はユイさんの付き添いでマドリッドに来ているので彼女は大変ですが私は楽器がなければ一日中本を読んだりぶらっと一杯飲みに行ったりできるわけで、でもそろそろブログ書いとかないと忘れちゃう、という気になりまして今ホテルでぬくぬくしながら記憶を蘇させているわけです。実際この山の上、寒すぎて外に出たくない…ユイさんは今日今年最後のレッスンで明日ハウスコンサートで1時間プログラムを弾きます。



今回の帰国はチューリッヒ経由。PCR検査の義務がなくなった直後の帰国で前に帰った人達よりは気が楽な道中でした。ロシア上空が飛べないので行きは初めてカザフスタン方面周りだったみたいです。見たことない地名が沢山で地理のテストされてるみたいだったな。



出迎えてくれたふうちゃんと噂に聞く新しい家族リキ。いやいや、やんちゃで甘えん坊で飽きない坊やです。



帰った翌日はあーちゃんさとしくんも実家に合流!サトシ飯を堪能。ワインもボンボン空いていきます。
3年ぶりの日本、なわけなのですが、ふうちゃんの料理とサトシ先生の料理が、あー帰ってきたぁと思える第一要因かな。



ふうちゃんと一緒に買い物に行くと、今晩何食べたい?と聞かれるので、本能に従いリクエスト連発。
秋刀魚食べたい、の日。



牡蠣のグラタン食べたい、の日。米粉と豆乳のベシャメルがあっさりしていて美味しい。滞在中2回リクエストしました。






どれもこれも美味。

一人でぶらっと。も何回かやりました。
ネットニュースでスペインにいる時から気になっていたあるものを見に朝早めに家を出て行った先は



上野動物園



子供パンダが見たい!とサトシくんに言ったら

姐さん、2時間並んで見れるの数分ですよ

でもねー今を逃すと大きくなっちゃうし、お母さんパンダと一緒にいるのも限られた時期だし。
開園同時に行けばいいんですよ。

でも日本国民考えることはみな一緒。開園と同時に子連れファミリーは走る!パンダ舎は結構離れていてちびっ子と走る体力はない…なので競歩の選手か?と思われるくらいの急ぎ足で目的地を目指す。
一人で来ている人も意外に多くて驚きました。平日行ったのですが、皆さんお仕事は…?と思わず聞きたくなるほど。

私の待ち時間は50分。2時間と脅かされていたおかげで短く感じる。手持ちの本を読みながら前後をちびっ子連れファミリーに挟まれ緩り緩りと前進。
おばあちゃんと娘さんとその子供たち、という三世代グループがかなり多く、私の後ろもその家族構成。
未就学児を連れて50分、なかなか大変そうだなぁと思っていたら後ろでファミリーしりとりがスタート。
目は本の活字を追っているのですがやはり耳がしりとりに参加してしまう…

おばあちゃん「だるま」
孫「マンゴー」
お母さん「ゴリラ」
孫2「えー!ら?ら、ら、…」

心の声「ラクダ、にしておばあちゃんにダを返しちゃえ」

結果、孫2は「ラーメン」と答え、まさかの敗退に声を出して「えっ!」と言ってしまった50歳帰国おばちゃん。

確かに見れる時間は少なかった。あまり覚えてないけれど数分。係の人がタイマーをもっていて、20人くらいずつ観覧します。でもそんなに長くは逆にいらない。パンダは移動するので目の前にパンダが来なかったら全く意味のない数分になるわけです。
私はガラスにへばりついていたわけではないのですがしっかりパンダファミリーが見られて大満足。

他の日はこれまた上野で岡本太郎展。







数年前川崎の岡本太郎美術館に行っているので重複していた作品(とくに家具類はほとんど川崎から出されています)もあったけれど見応えたっぷりで2時間ゆっくり都立美術館を堪能しました。ここに来たのも学生時代以来だから30年ぶりくらいかな。

帰りはお気に入りの定食屋さんでレバニラ。相変わらず行列のできるお店でした。

さて。私が出没したのは上野だけではありません。あーちゃん、さとしくんのお宅に三泊してきたので銀座にも出没しました。

続く