島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

帰る

2017年11月23日 | 日常


もうすっかりクリスマス。
ブラックフライデーの集中バーゲンでクリスマスプレゼント全部買っちゃうのよ、と教えてくれたママ友がいたのだけれど、賢いなあとは思いつつ、時間がなくて行かれず。
タブレットが半額になるためか午前中で売り切れた、らしいです。生徒情報。

さて、来週、単身で帰国します。
二年ぶり、かな。
ほんとに短期間ですが、短期間でも長期滞在でも荷物の量ってあまり変わらないですね。
秋にじいちゃんが大きな手術をしたので顔を見にいくのが目的ですが

この「帰る」という言葉、そして感覚。
これって親がいるから感じる感覚。
親に会いに行く、親のいる場所に向かう=帰る
なぜそう思うかというと、今年の9月で日本を離れてちょうど22年。日本にいた時期と同じ時間をヨーロッパで過ごしてきて、これからはこちらにいる時間の方が長くなっていくわけです。

非常に変な気分。根無し草な感じ。
そして今月はパスポートの書き換えもしたのですが、パスポートはしょっちゅう使うものの、この10年で日本へは何回くらい「帰れる」かなあ、なるべく沢山「帰りたい」なあ、など考えること多し。

それには両親が元気でいてくれることが大事。まだまだ「帰る」という感覚を持っていたい。

若い時に全く意識していなかった母国までの距離。
この距離は、たとえば今回のように肉親が病気になったとき、には恨むべき存在です。
自分で選んだんだけど、なかなか覚悟がいるもんですね。

同じように短期間で単身帰国する島在住のめぐみちゃんと同じフライト。
こんな偶然ってあるのね、と二人で盛り上がっています。



戻ってくるまではこちらの保存用ワインには手をつけないよ、と約束したナダール。ほんとだろうか…

明日は一日中仕事なので、今日中に「帰り」支度、です。