島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

念願のペダル

2015年01月30日 | 日常
小さなユイさん、ピアノを弾くときに足が床まで届きません。
ペダルを使ってもいい曲が出てきたものの、もちろんペダルまでも足は届きません。

そこで。
先生のディナとわたしが一つずつ補助ペダルを購入しようと検索を始め、二人でいきついたのがアメリカの製品。
Amazonで注文。2週間ほどで届きました。
この間、毎日「あと何日寝たらペダルが届くのか」としつこく聞かれ





届いた日は嬉しさのあまり2時間ペダルを使いまわした彼女。
使い方は正しくないのですが、ペダルで音が広がる嬉しさはとてもよく分かるので放っておきました。

ペダルで思い出すのはドイツの今は亡き恩師ハザイの言葉。
「ペダルは耳で踏みなさい」
楽譜にペダル記号を書くことを嫌いました。
日本だと、いいホールにメンテナンスの行き届いたピアノが揃っていますが、こちらは本当にピンキリ。教会コンサートも多いため、普段通りのペダルの踏み方だととんでもないことになることも。
そんなとき、「耳で踏む」この言葉をよく思い出します。

ユイさんの耳は今のところ不協和音の嵐、ですが、教えは先生にお任せです。