島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

頭の中は、はて・・・

2008年05月12日 | ファミリー
                   きみはフランス語分かるの???

木曜日にぶっ倒れました。やむを得ずかかりつけの医者に診てもらい、扁桃腺がぱんぱんに腫れてまっせ、と抗生物質を出され、しっかり熱も出たので金曜日は仕事をキャンセル。
私は抗生物質はあまり飲まないように頑張っているんだけれど、今回は食べ物がのどを通らないほどの痛みだったので、飲みました。
飲むと症状は軽くなるんだけれど、もうフラフラで運転はもとより、ピアノも弾けないし、台所にも立てないし、ようするに「寝てなさい」ということなのですね。

病原菌を持ってきたのは息子ナル。幼稚園でうつされてきた風邪で息子も3日間幼稚園を休んだのだけれど、母さんのほうが症状は重かった。私が倒れたときに息子が元気だったのが救いです。

どこかで書いたような気がするんだけれど、私は自分で弾くだけでなくコンサート企画のお手伝いみたいなものもしてます。
そして今週末、フランスの弦楽五重奏&ピアニスト、というメンバーをよんでいたのでありました。
こんな症状なのでコンサートには行かれなかったけれど、今日日曜日はメンバーを家に招いてのBBQを予定していたので、さて、どうしよう・・と思っていたのだけれど、昨日の夜を最後に抗生物質をやめたので、なんとか台所には立てるようになり、やっぱりせっかく来てもらったんだから楽しくやろうじゃないか、と思っていたら、なんだか元気になってきたわけです。われながら単純。

本来なら、外でBBQの予定だったのだけれど、ここ数日マヨルカは雨、雨、雨。
畑を持つわれわれとしては恵みの雨なんだけれど、たまに来るフランス人には「ドマージュ・・・(残念!)」な雨でした。
水着まで持ってきてたからね、彼らは。
確かに例年だと今頃は少々冷たい水でもOKな人はプールに入るんですよ。
でも、今日は家で暖炉をたいているくらい寒く、さすがの彼らも諦めていました。

で、息子。
写真のように、すいすいと彼らの中に入っていき、打ち解けてしまうのはいつものこと。観察していたら、最初はスペイン語で話しかけ、通じんぞ!と思ったら、なんと・・

日本語で話しかけてるーーー!!!

どう見ても日本人じゃないだろう。フランス人もびっくり。

でも、子供は強い。そんなの関係ない。
この写真はゲームの説明をみんなが聞いているんだけれど、まるで自分も参加するがのごとく(そして参加していた!)ふむふむ聞いています。
どうなってるんだろうね、この人の頭の中。

初歩のコミュニケーションは語学じゃないです。度胸です。