小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

僕の好きな2週間

2014-01-21 16:39:20 | Weblog
今日は仕事が休みの娘がキラリの散歩をするということで、仕事から帰り久しぶりのブログ投稿。

先週の土曜日父島を出港したオガマルは、所謂ドック便。大体この時期年に一度のドック入り、綺麗にお色直しをして、来月、2月3日に父島へその姿を見せる予定だ。毎年のことだが、この間約2週間、島への人の出入りは基本的には無くなる。

正確に言えば、海況がよければ貨物船の共勝丸がその間入港予定なので、多少の荷物や郵便、そして乗組員の出入りはあるのだが・・・・

いずれにしても観光客の来島は無い。つまり観光を生業にしている人たちにとっては、年末年始のトップシーズンを無事に終え、ちょっぴり遅いお正月という位置づけにもなる。そんな訳でこの時期を利用して、里帰りや旅行といった島民のかたがたも結構多い。

つまり例年オガマルドック入りの約2週間は、島の人口密度も下がり、人の出入りも無く、一年で父島が一番静かな時を迎えることになる。

僕にとって父島暮らしを始めて9回目の経験になるのだが、この数年はこの時期の静かな父島がとても気に入っている。寒さだけを除けばなのだが・・・・

勿論雪の降る内地の寒さとは比べ物にならないが、それでも最低気温が限りなく10度に近づき、最高気温が20度を割る寒さは、父島の温暖な気候に慣れた寒がりの還暦を過ぎたおじさんには、かなり堪える。

例年この時期は天候が良く、元気な太陽さえ顔を出してくれれば日中は暖かいのだが、今年はお天候が不安定で雨の日が多いような気がする。

小笠原の太陽、頑張ってくれ!


日曜日の出港の様子





アンカーのあたりは、傷みもひどい




2週間のお別れ






蛇足だが、この時期珍しくハハマルもドック入り。こちらは代船の「ゆりまる」