小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

4度目の遭遇

2008-12-28 18:20:55 | Weblog
昨日の土曜日、朝一で桟橋での釣りへ。前日からコマセとオキアミを購入、そして竿も2本用意、サビキとコマセのムロアジ狙いと、オキアミでの本命シマアジ狙いの二本立て。

しかしその気合が空回りしたのか、仇となったのか、最近にしては久し振りの坊主。午前中、オキアミに数回オジサンが掛かった他は、全くと言っていいほど反応が無く、冷たい北風に身も心もお寒い一日となってしまった。

ノンビリ釣り糸をたれているのが好きとは言え、朝の6時半から夕方4時過ぎまで頑張って、全く釣果なしと言う結果には流石に疲れた。しかし勿論そんな事で釣りを止めるはずは無く、次回絶対にリベンジだ!

さて日曜日の本日は、前回の投稿でも触れたが、オガマル着発便の日である。休日恒例の妻との早朝ジョグ、新月の早朝と言う事でお月様の姿は無く暗い朝だが、所々に輝く星が見える。昨日の天気予報通り、久し振りに好天の入港日となりそうである。

8時過ぎ、防災小笠原の島内放送は、816名の乗船客を乗せ、定刻10分遅れ11時40分のオガマルの入港を告げていた。流石に正月休みの第一便、おそらく今日の便がピークだろうが、久し振りに奴隷船状態(あまり良い表現ではないネ!)のオガマルである。

観光客を迎える多くの人達で、桟橋も何時に無く活気付いている。800名を越える全ての乗船客が下船し、そしてそれぞれの宿に、あるいは直接午後半日のツアーへと、人々が桟橋を後にするにはかなりの時間が掛かる。そんな人々を横目にしながら我々は荷役作業。2時出港のオガマル、とにかく時間との戦いだ。

年末の着発便と言う事で、工事関係の積荷も無く、作業はスムーズに進み、積み込みも含め2時の出航には、余裕を持って無事作業終了。148名と言う来る時とは大違いの乗船客を見送り、タラップを外して「皆さんお疲れ様!」

荷役の後は、久し振りに夜明道路を愛車アルプスで1周。朝のジョギングと荷役作業の疲れもあり、上りの続く前半は足がガクガク状態。何とかギア2枚残して上りきったが、流石に疲労困憊。

しかしそんな僕にちゃんとご褒美が。中央山の登り口を過ぎた所で数名の人がカメラを構え抜き足差し足で、シャッターを押し捲っている。そのレンズの先には、赤い頭とブルーがかった体の一羽の鳥、アカガシラカラスバトである。世界中で数十羽しか生息していないと言う、その世界では幻の鳥といわれている、貴重な鳥。

正月の着発便にあわせ、こんな道端まで顔を出し、逃げもせずじっとカメラに納まる。流石小笠原の貴重な鳥は、サービス心もちゃんと心得ている。それにしてもこの場に居合わせた、観光客の人は本当にラッキー!

因みに僕は、アカガシラカラスバトとは4度目の遭遇である。

写真は、その貴重な鳥を写真に納める人達。

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