小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

またまた誕生

2009-10-21 06:15:27 | Weblog
一時は不穏な動きでその動向が心配された台風20号だが、どうやら小笠原からは遠く西へと遠ざかって行った様だ。朝一番ネットの台風情報で確認した所、3時現在北緯20度30分東経127度55分沖縄近海でほぼ停滞中、今後はフィリピン方面に向かうとの事。

所で知り合いのサーファーの話では、台風が北緯20度を越えるかどうかが父島へウネリが入ってくる一つの目安らしい。そして出来ればそのまま北上を続け、沖縄の横辺りでのんびりウロウロしてくれるとベストとの事。台風の足が遅くウロウロされている所では堪ったものじゃないけどネ。

今回の台風20号やっと北緯20度を越えた所、しかも北上せず西へと進むそうだが一昨日辺りから父島へウネリは届いている。終日雨との予報がいつものように大はずれ、強い陽射し燦々となった昨日の昼休みはいつものように前浜でのんびり。前浜では既に15人程のサーファーが波乗りを楽しんでいた。そんな中に一番沖でボードの上に立ち手には長いパドルで波を待つ、一際目立つ姿。最近この島でも楽しむ人が増えたサップ(SUP・スタンドアップパドルボード)で波乗りを楽しんでいる。サーフィンは全く素人の僕が見ても、パドルでスピードが出る分テークオフは早そう。しかし結構取り回しが大変そうで、沈してパドル放しちゃったらどうなるのだろうと、余計な心配まで。まあ大きなお世話だね。

話はころっと変わるが、月曜日小学校へ出勤すると、倉庫の裏でピーピーと可愛い鳴き声。親鳥が半月ほど前から木陰の下でじっと卵を温めていたのだが、どうやらヒヨコの誕生らしい。昨日は母親と共にウロウロしだし、その姿をはっきり確認、総勢6匹だ。勿論、生徒児童の皆さんは大騒ぎ、休み時間や放課後はその姿を見ようと、黒山の人だかり(チョッとオーバーかな?)。

夏休み期間中3匹のヒヨコが生まれたが、残念ながら親離れした頃にその姿が見えなくなってしまった。以前もこのブログで触れたと思うが、僕が小学校の用務の仕事をするようになってから何度かヒヨコの誕生があった。しかし、無事成長したのは一羽だけ、自然界は中々厳しい。

今回のヒヨコ達、ひょっとするとその誕生はあの台風並みの大荒れの一日となった日曜日だったかも。だとしたら、木陰とは言え風雨にさらされる厳しい条件の中で生まれてきた事になる。生まれながらにかなりの根性の持ち主かもしれない。そんなヒヨコ達の生命力に期待したい。

写真は、母親の周りをうろうろするヒヨコ達。

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