小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

小次郎

2006-05-23 20:11:52 | Weblog
昨日はブルーな話題だったので、今日は楽しい話題を。

写真はヒヨコの小次郎。

2・3週間くらい前ボラのイッサが海洋センターで飼っている鶏が生んだ卵を持ってきて、
「この卵、ヒヨコにするんだ。」
と言い出し、卵にイッサとマジックで名前を書き、そして母鳥は卵1個では温めないためダミーの卵を数個作り、鶏小屋の中にある卵を産むためのハウス(アブさんと僕の手作り)のわらの中にそっと戻しておいたのだ。
「コウさん、卵ちゃんと温めてますよ」
と言っていたのだが、その後あまり話題になる事も無く僕は卵の事すっかり忘れていた。

昨日イッサがいきなり小次郎と書いたダンボールの箱を持ってきて、開けてビックリ、ひよこが飛び出してきた。
「土曜日に産まれたんですよ、可愛いでしょ!」
「ホント、凄いじゃん、産まれちゃったんだ!」
と、僕はタダ唖然、本当に生まれちゃうものなんだネ。

この小次郎とてもお茶目で人の後をどんどん追いかけて付いてくる、外で作業しているときは踏んじゃいそうで怖いくらいだ。今では皆の人気者、名前を呼ばれるとすぐ反応してやってくる、寂しがりやで誰かに相手してもらえないとピーピー鳴いて相手を探す。ダンボールに入れられると大騒ぎである。

2段ベットの6人部屋で大げさに言えば24時間生活を共にする泊り込みのボラ、僕には良く分からないが、色々苦労もあると思う、そんな皆の気持ちを癒してくれる新人のボラ小次郎ちゃん大活躍だ。

そして僕がボラをはじめてすぐ入れ替わるように内地に帰っていったキョロ(だったと思う、あだ名をはっきり覚えていない、ゴメン)が三重大学の研修船に乗って小笠原に来島、仲間と海洋センターを訪ねてくれた。
「コウさん焼けましたね」
「オー、久し振り、船揺れた?」
「ハイ、結構揺れました」
とりとめも無い会話だったが、ホント懐かしかった。

夕方には生簀にメス亀が1頭入り9頭に、残り後1頭となった。

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