小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

またまた欠航

2015-08-11 15:27:13 | Weblog
前回のブログで台風13号の心配についてチョッピリ触れたが、こちらのほうは父島への直接の影響は幸いにも全くと言っていいほど無かった。先島諸島や台湾は、かなりの被害を被ったようだが・・・・

ところが父島の東にひょっこり現れた熱低が、当初の楽観的な予想に反してじりじりと発達、勢力は弱いものの台風14号へと成長。この台風のおかげでオガマルの運行スケジュールは二転三転、結局最終的には欠航となってしまった。

8日土曜日、竹芝を出港予定だったオガマル、乗船客700名前後のほぼ満席便。父島の防災無線は8日の朝出港ぎりぎりのタイミングで、台風14号の影響による予定変更、竹芝出港9日、父島着発10日を告げていた。小笠原海運としても夏最盛期の満席便だけに台風の進路予想等と睨めっこしながら、ぎりぎりの選択だったのだろう。

ところがその進路予想と勢力が微妙に悪いほうに傾きだし、最終的には9日の朝、このオガマルの欠航を告げる防災小笠原の島内無線が流れた。

この夏、オガマルは祟られた様に台風の影響を受けている。

6日父島着発のオガマルで来島した多くの観光客の皆さん、この欠航となった便で内地へと帰る、5泊6日の旅行予定だったと思う。それがなんと父島に足止め、次の13日父島着発便で帰るしかなく、9泊10日の長旅を余儀なくされてしまった事になる。

それぞれに様々な御事情もあり、本当に困ってしまった方も大勢いらっしゃったと思うのだが、まあこればかりは内地との実質的な交通手段がオガマルしか無いと言う島事情では、どうしようもない。

せめて延びた旅行、小笠原を存分に楽しんでいただきたいところなのだが、台風の進行速度が遅くしかも小笠原を通過してから東寄りに進路を変えたため、父島では珍しく8、9、10日と3日続きの雨に強風。とても観光を楽しめる状況ではなかった。

僕も船が欠航となった為、土曜日曜とお休みだったのだが、最悪の連休。

そして、たまたまお休みだった本日、空はどんよりと曇り、強い南風は相変わらずだが、雨予報は無し。と言う事で、我が家から通行止め解除となった夜明け道路、そして長崎遊歩道へ左折、南風の風裏となる宮之浜でランチと言うプランでのんびりウォーキング。

大雨の後で道が悪いのではと心配したのだが、それほどでもなく、久しぶりのコースを楽しんだ。

そして宮之浜の混雑にビックリ。確かにこの状況だと、父島で楽しめるビーチはここくらいかな。


今朝の漁港、とびうお桟橋の様子。まだ台風養生は解かれていなかった。








そして今朝の前浜。あの綺麗なビーチがこの状態。






遊歩道から二見湾の様子。空も海も灰色。




そして宮之浜。ここはベッタリ。






しかし、釣り浜方面への遊歩道には落石。台風の影響だろうか・・・





宮之浜を後にする頃には薄日も。





次のオガマルも満席便、とにかく無事に来て下さい。

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1 コメント

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Unknown (愛母)
2015-08-12 16:12:58
14号の台風すごかったんですね。
いつもの島の色が全く違う色になってます。
しかも8月のこの時期におがまる欠航とはなんていじわるな天候でしょう!
楽しみにしてた人たちの気持ち考えると胸が痛みます。そして島の宿泊施設のスタッフもがっかりだったでしょうね。

扇浦はまたたくさんの石が浜辺に積み上げられているのでしょうか?
昔、知らなくて1日でがらりと変わったビーチを見て誰がこんな面倒なこと(石が山のようになってること)したのかと不思議に思ったことがありました(笑)
今年はもう大きい台風がこないことを祈っております。

どうかウオーキング、落石注意して下さい。
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