小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

ササヨ初体験

2010-08-05 06:51:40 | Weblog
太平洋高気圧が東に偏っているせいか、はたまた小笠原の西に低気圧があるせいか、ハッキリした理由は定かでないが、相変わらず安定した晴天とは程遠い父島のお天気。日に二度三度はスコールに見舞われる。

洗濯物を干しっ放しで朝出かけるのは、結構勇気のいると言うか、神頼み的な選択と言う事になる。考えようによっては、天然のシャワーで二度洗い、運良くその後強い日差しの期待できる時間帯であれば、洗濯物はあっと言う間に乾いてしまう。

昨日もそんなスコールに数度見舞われた一日だった。

小学校の用務の仕事、僕の昼休みの始まる11時半、その15分くらい前だろうか、二見湾越しの南側の山に妖しい雲が掛かりイヤーナ予感がしていたのだが、正にその予感が的中。ジャスト11時半、二見湾上空は真っ白となり、土砂降りの雨。

せっかくの昼休み、しばし足止めを食らってしまったが、その雨も5分ほどであがり、程なく強い日差しが現れた。昨日は仕事OFF、桟橋で釣をする息子を冷やかしに桟橋へ。息子も来島以来早一ヶ月が過ぎようとしているが、週一の休日は毎回釣りを楽しんでいる。

数日前の土砂降りの影響で、真ッ茶色に濁ってしまった二見湾。そのドロの濁りはなくなったが、本来の澄み切った海とは程遠い状態。「この濁りじゃ、ムロは期待できないネ」とボヤキながら、それでも餌のコマセを2個購入、熱心に竿を振っている。ランチの後僕も数度竿を振ったが、全く反応無し。1時間半の昼休み時間が過ぎ、僕が仕事へ戻るまでに上がったのはハタタテダイ1匹、息子も苦笑いしながらリリース。

夕方仕事を終え桟橋を覗くと、息子は道具を片付けている所。いつもはリリースしているのだが「1匹なら持ってきても良いよ」との妻の言葉に、クーラーの中にはグッドサイズのササヨ(図鑑ではイスズミと言う名前)が納まっている。そのハードなウロコを落とすのに一苦労。飛び散ったウロコが顔や頭にこびり付き、簡単にウロコの落ちるムロとは大違いだ。

内臓を傷つけると‘臭い’と言うササヨ、妻も慎重に背中の方から三枚に下ろし、早速我家風ピーマカ(この島の有名なササヨ料理)でササヨ初体験。妻の慎重な調理もあり、よく言われる‘臭み’も全く無く、十分イケルと言うのが、正直な感想。フライや、ソテーも美味しいらしく、今後サイズの良いササヨならOKかな?あのウロコ落しだけは閉口だが。

因みに息子は「俺は絶対いやだ」と、ササヨに箸は付けなかった。

写真は、ササヨのウロコ落し中、サ~ッと通り過ぎたスコールで、ハハマルの上に架かった虹。

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