小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

自転車の旅

2007-05-27 19:48:38 | Weblog
日曜日の朝、今にも降り出しそうな空模様と、強い南よりの風の中、早朝フリスビーへ。

集まりが悪いうえ、強い風もあり、先に来ていた3人は朝食中。そこへマッキーが自転車で登場。島を離れると聞いていて、てっきり先便のオガマルで離島したと思っていたのでビックリ。母島に遊びに行っていて今日のオガマルでこの島を離れるとの事。

最近分かったのだが、彼は妻のパート先にも食材を納品に来ていて、我々夫婦共通の知り合いだった、そんなナイスガイが又一人この島を離れてしまうのは残念だが、彼は旅人。自転車で最終的には沖縄を目指していて、小笠原はその旅の途中、通過点らしい。

今日乗って来た彼の愛車は、ジャイアントのツーリング車と言うより、キャンピング車といったほうがいいかもしれない、なかなかの自転車。外見はフロントサス付きのマウンテンだが、泥除けにかなり強度のありそうな荷台が前後についている。ここにテントやシュラフ他生活用品一式を専用のバックに納めて積み、目的地を目指してペダルを踏む訳だ。

この島でバイトしている間は、部屋で保管していたそうである。僕も自転車好きの一人として、彼の愛車に対する気持ちが何となく伝わってきた。

「ちゃんとオガマルに積み込むから、任せといて、元気で!」「宜しく御願いします、コーさん、また」

フリスビーの後はオガマルの荷役へ。午前の作業が終わるチョット前から土砂降りの雨に。作業を始めた頃は降っていなかった為カッパを着ておらずずぶ濡れに、昼食前に皆着替えに一旦帰宅。

結局午後の荷役も土砂降りの中での作業となり最悪の一日。僕は作業着のうえから上下のウインドブレーカーを着込んでの作業だったのだが、雨脚の強さにまたしても下着までびしょ濡れになってしまった。

漁協で購入出来ると言う最強のカッパを、今日こそは絶対に購入しようと心に決めた。漁師さんが愛用するカッパで、その性能は折り紙つき、チョットお値段は張るらしいが、釣りの時も愛用出来そうだしネ。

ところで、今日は偶然にももう1台、前後に大きなバックを着けたキャンピング車を船に積み込む人がチッキの窓口に手続きにやって来た。彼も日本一周とかの途中立ち寄ったサイクリストなのだろうか。

自転車で走り回るにはあまりに狭すぎるこの島だが、そんな島に片道25時間半もの船旅を経てサイクリストがやって来てくれるなんて、チョッピリ嬉しい。

自転車の旅の御二人お元気で、そして良い旅を!

写真は荷役の昼休み、夜明け山方面に白い雲が立ち込めまるで山水画のようだったので撮ってみたのだが、写真に撮るともう一つだネ、失礼!

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