小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

オガマル出港中の休日

2010-03-20 16:10:51 | Weblog
昨日はブログ投稿後、予定通り釣がしたいと言う娘を連れ青灯へ。信頼できる情報筋?によれば、ポツリポツリとムロガ上がっているらしい。ほとんど釣初体験の娘のビギナーズラックにも便乗して、何とか釣果を上げたいと気合十分。

まずは仕掛けの投げ方から伝授。サビキを投げるのはコツを掴むまで難しく、しかも運悪く右サイドからクロスオンの風向きで、思うように仕掛けが飛ばない。錘だけで何度か練習し、何とか前に飛ぶようになってから、サビキをつ付け餌のコマセを入れて、緊張の第一投。力なくフワーと放たれた仕掛けは、緩やかな放物線を描きながら何とか前に飛んで行った。そんな事を繰り返すうちに、飛距離は物足りないが、それでも何とか釣にはなる状態に。そして手順も次第に覚え、様になって来た。

そんな様子を横目に見ながら、僕も自分の釣りの支度。平日の午前中、他に釣り糸をたれる人も無く、娘と四方山話をしながら強い日差しの中、釣りを楽しむ。ハッキリ言って、親父としてはこれ以上無い至福の時なのかもしれない。

そう言えば娘の来島以来ズ~ッと好天続きで、どうやら娘と父島のお天気の神様、相性がよろしいようだ。

と、突然娘が「お父さん、浮が無い!」と叫んだ。「竿を立てて、ゆっくり巻きな」

固唾を呑んで見守る中、上がってきたのは残念ながらシマムロ。しかし娘にとっては人生の初釣果、生きた魚持つのも初めてと言う事で、何度か落としながら、やっとの事で記念撮影。その後リリースしたが、ゴメン!シマムロちゃんかなりへばっていた。

その後又娘の「浮が無い」コール。しかも今度はかなりの手応え、リールが中々巻けず苦労している。何とか手元まで近付いた所で、又グ~ンと潜る、「これはムロっぽいな」たまたま居合わせた顔見知りのオジサンが呟く。

そしてやっとその姿が水面下に見えた。「オ~、デカムロだ、頑張れ!」そして娘が抜き上げた瞬間、バタバタと暴れたデカムロは無情にも水中へと落下していった。娘の悔しがる事、イヤ~本当に残念、後一歩だったのに、まあムロ釣ではよくあることで致し方ない。

その後はロクセンスズメダイが1匹。残念ながらクラーボックスは空のまま、娘の父島初釣は終了したが、あのデカムロの手応えは十分なはずで、娘も釣りの醍醐味は感じ取ったと思う。

所で、我に帰ると、僕の浮きは一度もピクリともしなかった。親父の面目丸潰れだ。

さて本日、釣場の友人から車を貸していただき、娘を連れて島内観光。ウェザーステーション、釣浜、長崎展望台、初寝裏展望台、中央山、小港海岸と午前中で制覇、流石に車は便利だ。午後は、午前中個人宅の掃除の仕事を終えた妻を拾い、コペペでゆっくりランチ。その後娘と妻は自家製パン焼きに精を出し、気が付けばもう夕方。楽しい休日はアッと言う間に過ぎてしまう。

所で妻と僕にはビックニュース。明日入港のオガマルで、娘の彼氏が急遽来島する事になった。どうも今にして思えば娘の計画的犯行と思えなくも無いが、こう言うサプライズは大歓迎。娘の彼氏との初対面、とても楽しみだ。

写真は本日、コペペでのランチの様子。

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1 コメント

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好天でしたが、、、 (バリトン)
2010-03-22 10:40:39
ムロ、ゲットならずでしたが、
手応え十分なかんじで、次はいけるかも。。

いろいろ良いこと続きの、素敵な春ですね~ (^O^)
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