小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

アウトリガーレースの季節

2012-07-14 19:01:09 | Weblog
先週末、妻との扇浦までの早朝ジョグ、早朝の湾岸通りが何時に無く騒がしい。ゲンチャリに車、中には自転車で扇浦方面へ向かうグループ。アウトリガーカヌーの練習会へ向かう熱心な連中だ。

今年で5回目になるのだろうか。僕は2回目の大会から参加しているが、残念ながらレース結果に関しては悔しい思い出ばかりだ。大会そのものは会を重ねるたびに盛り上がりも増し、今ではこの時期島の主に若者達のお楽しみ行事として、すっかり定着したと言えるだろう。

昨年一昨年とチームを組んで参加した、1,2回大会の優勝メンバーの一人で、大会運営サイドの重鎮でもあるイチは「今年はいいかな、コウさんもできたら運営の方少し手伝ってよ」半月ほど前はそんなノリ。勿論僕は自分でチームを組んで大会参加と言うタイプでは無く、今年はノンビリレース見学と決め込んでいた。

所が練習熱心な若者達に付き合っているうち、おそらくイチの闘争本能に火が付いたのだろう。今週火曜日、オガマル入港日の荷役で顔を合わせたイチ「コウさん、やっぱりレース出ようよ」。「俺はOKだよ」と言う事で急遽大会参加が決定。

メンバーは、昨年のメンバーの内今年大会中内地の為不在のUさんに変わり、小学校の先生ゲンさんを加えた、一番手バリトン、二番手ゲンさん、三番手僕、そして舵取り役の四番手は絶対的キャプテンのイチ。

出るからには結果はともかく目標は優勝、と言うイチの気合の下、今朝は朝の5時から初練習。アウトリガー初体験、ゲンさんの集中猛特訓?湾口入り口から烏帽子岩、そして扇裏へとロングパドル。その後はスタート練習と初体験のゲンさんにはかなりのハードメニューだったと思うのだが、そこは若さと持ち前の運動神経で難なくクリアー。キャプテンイチからOKサインが出た。

後は、一人でチームの平均年齢を上げているアラカンおじさんの僕が、足を引っ張らなければいいのだが。



早朝の扇浦、鏡のようにベタ凪だが、三角のサメの背ビレがあちこちに。





そして今回のクルー

左からゲンさん、バリトン、イチ、僕