小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

無事です

2011-03-12 13:45:52 | Weblog
昨日ブログ投稿を途中で放り出し、緊急避難。避難場所になている小中学校の体育館へむかった。

小学校の職員室のTVの画面を見てびっくり。次々と映し出される被災地の状況を見て、素人目にも大惨事と言う事は直ぐに理解できた。

そして、娘の住む千葉市の美浜区に液状化現象発生と言うテロップ。小学校の固定電話をお借りし電話してみると、ラッキーにも一発でつながった。かなりの揺れだったらしいが娘は無事、ただ余震が続き今も揺れいているとの事。そして市原石油コンビナート火災の炎が見えるらしい。大変な状況ではあるようだが、無事を確認でき妻と供に一安心。

その後高台に住む妻の友人宅にお世話になり、「そろそろ大丈夫じゃない」と勝手に判断(大津波警報は以前発令中)、10時過ぎ自宅に戻り一夜を明かした。

幸い父島の甚大な津波被害は無かった模様だ。しかし三陸海岸を中心とした内地の被害は皆さん御存知の通り、そして復旧作業が進むにつれその被害は恐らく拡大していく事だろう。

皆さんも感じていると思うのだが、明らかに地球規模で何かが起こっているような気がしてならない。人間はチョッとやりすぎたのかもしれない、自然からの警告。しかし、走り出した電車を誰も止めることは出来ないのだろう。

今回の被災、想像を絶する規模になると思うが、我々人間はきっと驚くべき速さで復興していく事だろう。自然との闘いは、これからも何度と無く繰り返されるのだろう。自然には到底敵わないような気がするのだが・・・


昨夜の避難所の様子




そして今朝はウェザーへ上がってみた。ここならどんな津波が来ても平気だかネ







大津波警報発令中が信じられないような、凪の海。今日もザトウがあちこちに現れ、気持ち良さそうにブロー。ニュースで何度も見た、町を飲み込む津波、これが同じ海とはとても思えない。

自然は怖い、そして偉大だ!


こちらは昨日使おうと思ったオガマルの出港風景。卒業式を終え、何人かの高校生が内地へと向かった。