チョッと、醜い？見にくい？写真で申し訳ないが「ハリセンボン」。昨年最後の小学校出勤日、12月28日だったと記憶しているが、桟橋で釣をしていた社長が持って来て、小学校にある水槽の中にドボン！なんでも一緒に釣りをしていたPTA会長のトコさんが釣り上げたとの事。
バケツいっぱいにまん丸に膨らんでいたハリセンボン、水槽に入ると次第にもとの姿に戻ったが、生死の間をさまよった挙句環境の激変に戸惑いは大きかったご様子。しばらくは激しく泳ぎ回り、水しぶきが水槽の外に飛び出し、あたりはびしょ濡れ。
そして大きな水槽を独り占め、優雅な生活？を一人エンジョイしていた写真のハタタテダイも突然のでかい珍客乱入に水槽内を右往左往。その後、夕方帰宅前に水槽を覗いてみると二匹とも一応落ち着いた模様だが、珍客の方は微動だにせずいかにも弱っているように見えた。この様子では年明け早々小学校での僕の初仕事、どうやらひっくり返って浮いているハリセンボンの始末と水槽掃除かなと覚悟してた。
所が初仕事の4日、恐る恐る水槽を覗くと相変わらず底の方で微動だにしないが、愛くるしい円らな瞳？をキョロキョロさせている。
生きてるジャン！新年早々嬉しい驚き。
考えてみればハリセンボン、海中で見ても決して活発に泳ぎ回るタイプのお魚じゃないよネ。早速昨日水槽掃除をしたのだが、水槽の中に手を突っ込んでスポンジでガラスを磨いても、別に怖がるそぶりも無くじっとしている。どうやらすっかり環境にも慣れ、早くもここの主の貫禄だ。とは言え、年末年始のお休みがあったため当方は長く感じるが、実際には水槽暮らしまだ10日足らず。何とか長生きして欲しい物である。
昨日は夕方久し振りに良いお天気。帰宅時にちょこっと寄り道。製氷海岸で今年初の夕日見物。残念ながら、後チョッとの所で夕日は雲に沈んだ。
