小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

新年度スタート

2010-04-10 08:30:45 | Weblog
小中学校の用務の仕事、今年度の勤務体制も固まり、我家の新年度も遅まきながらやっとスタート。

小中学校の用務員、昨年度までは小笠原村の臨時職員と言う立場での業務だったのだが、今年度から外部委託と言うことになり、その委託先が正式に決まり、今月6日から新体制での仕事始めとなった。

小中学校とも島内のF社が委託を受け、したがって我々は今期からF社の社員として用務の仕事に従事する事になった。ただ、基本的には今までの業務内容を引き継ぐと言う事で、用務員としての我々の仕事はほとんど変化無し、まずは一安心である。

そして僕には、この四月からもう一つお小遣い稼ぎのアルバイトの話が舞い込んだ。小笠原高校の夜警業務の委託先が今期から変わり、それを機会に土曜日の夜だけ勤務していた夜警さんが職を辞し、知人を介してその代わりを頼まれた。

僕の場合、土曜日の夜は基本的にOFF。小学校の用務の仕事、そしてオガマルの荷役業務にもまず影響が無い。加えて365日晩酌する僕にとって、週に一日確実にアルコールを抜ける所謂休肝日が持てることは、この上なく良い事。

土曜日の夜6時から翌朝8時10分までの勤務で睡眠時間もそこそこ取れ、月4日の勤務でちょっとした収入にもなる。お断りする積極的な理由は何も無く、ありがたく「やらせていただきます!」

こちらの方は早速一日の研修も済ませ、4月3日の土曜の夜から高校の夜警さんとして早々と勤務。だだっ広い高校の校舎内、夜一人と言うのは何となく心細い気もするが、お化けが怖いと言う歳でも無し、巡回も特に問題なくクリアー。まずは順調な滑り出し。今夜が一人での2回目の勤務と言う事になる。

昨夜は、例の小中学校の教職員の親睦会、二七会の歓迎会があり、この時とばかりに本物のBEERを痛飲、肝臓を休めるのにも丁度良かった。

所で、新年度早々我家には嬉しいニュース。先月後半、娘とその彼氏が来島し我々夫婦は楽しい時を過ごす事ができたのだが、その後やや燃え尽き症候群気味。所が昨日入港したオガマルで息子が急遽来島。

この春、5年かけやっとの事で大学を卒業してくれた孝行息子?所がニュース報道でも盛んにやっていたが、この春未曾有の就職難の余波をモロに受けたようで、いまだ就職浪人中。チョッと気分転換と言うか、もし仕事始めれば中々来れない小笠原と言う事か、とにかく遊びに来てくれた。

理由はともあれ、我々夫婦にとって娘同様、息子に会えるのはこの上ない喜び。島でしばし英気を養い、その後しっかり自活してくれればOK。勿論正社員として就職できるに越した事はないが、アルバイトでも何でも、自分で収入を得、自活してくれれば僕としてはそれで十分だ。

彼はこの島のムロと相性が良く、もしかするとムロが釣れだすかも。今日は風が強く釣は如何かな?と言う天候だが、朝からの土砂降りの雨もあがり、現在は薄日も射してきた。これで風がもう少し治まってくれれば良いのだが。

写真は、昨日オガマルから下船してきた息子。東京湾を出てから海況が悪く酔ったそうで、ややお疲れ気味。