小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

夏です!

2010-03-07 06:21:33 | Weblog
前回ブログ投稿の後、オガマルは定刻?通り午後3時半、600名!弱の乗船客と共に無事入港。何でもこの便は、オガマル就航40周年謝恩ツアーと銘打ったホテルシップツアーが組まれており、その為この時期にしては異例の乗船客数だったようだ。

オガマルの往復運賃プラス、父島滞在中はオガマルに寝泊りして、通常の往復船料金よりお安いと言う、かなりリーズナブルなツアーだそうで、「まっ、それならくるわなー」と荷役仲間の感想。

乗船客は多かったのだが、この便は例の津波の余波を受け東京着が2日の7時30分、そしてその日の午後2時出港という事で、流石に積荷を積む時間も限られたようだ。当初翌日荷役必至と思われていたのだが、予想外の積荷の少なさに夕方6時まで掛かってしまったが、何とか入港当日に荷役は終了。

しかし竹芝に積み残しの貨物の量は相当のようで、次便はドック明け並みの大量積荷との噂もあり、喜んでばかりもいられない。

所で、謝恩ツアーに父島のお天気の神様も一肌脱いだ訳ではないだろうが、ここ数日父島は暖かなお天気。その空模様に誘われて、金曜日の昼休みは久し振りに前浜スイム。今年に入って2度目か3度目?2月は恐らく御無沙汰していたように思うので、少なくとも一ヶ月は間が空いた事になる。

前浜にある更衣室では、矢張り久し振りに泳ぐと言うバリトンとバッタリ。「久し振り、今日は良いでしょ!」なんとバリトンは海パンイッチョ、彼は若い。流石に僕はスプリング着用。

あの日の前浜、水温もやや上昇気味で、泳いでいる間寒さは全く感じず、しかもスイム後も上半身裸で気持ちの良いポカポカ陽気。恐らく謝恩ツアーの参加者と思われる観光客も何人か前浜スイムを楽しんでおり、この時期にしては最高と言えるコンディション。

真冬でもフルウエットで前浜スイムを欠かさないAちゃんは「もう、夏でしょ」「フルウエットじゃ、暑いんじゃない」そんな会話の弾む前浜だった。

写真は、そんな父島の太陽の恵みを受け、元気に花開いたプランターのお花達。飼育栽培委員会の生徒さん達と共に、僕も土の準備をしたりと、植え替えの時など何度かそのお世話に係わってきた。この花達が活躍する、卒業式、そして入学式ももうすぐである。

そしてこの時期、オガマルの出港日は様々な島民の方々のお別れの場となる。昨日の出港日も、卒業式を終え内地へと旅立って行った高校生がいたようで、涙涙の出港だった。