小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

伝説の大波

2009-10-08 16:34:52 | Weblog
台風18号は遂に本州上陸、その猛威を振るっているようだが内地の皆さん大丈夫ですか。台風のメッカとも言える小笠原にいて、住み慣れた内地の台風実況中継みたいなニュースを見ていると、なんだか不思議な気分だ。

一時は娘と息子の住む幕張辺りを直撃するのではと心配していたのだが、やや北にコースがそれたようで、我家にとっては何よりだった。昼過ぎ妻が息子に連絡した様子では、風は強いものの雨は上がり日も射しているとの事で、親としては正直ホッとした。

所でオガマルは出港日を一日伸ばし、明日の10時竹芝出港、10日土曜日の11時半父島入港予定となった。どうやら欠航は免れたようで何よりだが、勿論海況はまだまだ悪く定刻での運行はどうだろうか。

今日は、午後から半日小学校の用務の仕事はOFF。海が良ければ、釣解禁となった青灯で久し振りに釣、風が強ければ前浜でウインドなんて密かに期待していたのだが、海は大荒れ。昨日までは前浜で昼休みサーフィンを楽しむ連中はいたものの、台風が良いコース(サーファー連中にとって)で来ている割りに波はもう一つと、知り合いのサーファーも浮かぬ顔だった。所がお昼仕事を終え、とりあえず前浜を覘いて見ると、昨日とは一変、大波が打ち寄せ、サーファーでいっぱい。これじゃ僕の腕ではウインドはとても無理。釣りも南寄りの風とショワブレークでとても釣りにならない状態。

せっかくの半日休み、しょうがないので久し振りに愛車アルプスで夜明道路を1周。オガマル出港中の平日の午後と言う事で、出会うのは何箇所かでやっていた道路工事の人と車だけ。モロに向い風を食らう上りではかなり苦労したが、何とかいつものようにギヤ2枚残して走りきれた。

帰りは久し振りにコペペを覘いてみたのだが、狭くなった湾の入り口に押し寄せる大波にビックリ。白く砕けた波頭は、そのまま小港海岸まで届きそうなビックサイズ。なんだか独りで海岸にいると心細くなるほどで、早々に撤退。

そして扇浦から見るサーフィンスポット‘バクダン’これまたビックウエーブ。数名のサーファーが至福の時を楽しんでいた。島でのサーフィン暦の長い荷役仲間のシンタロウ曰く「大きさだけなら、僕が来てから五指に入る」と言うほど。

前浜スイムフリークの一人も、バクダンの波を満喫してボードを小脇に抱え「2年ぶりの大波だよ」と満足そう。「仕事休み?」僕の問いに、しばらく間があって「これから行く」だって。おいおい、そんなの有りかよ!まあ伝説の大波じゃしょうがないか。そんな波が楽しめる彼らが羨ましかった。

写真は今日のコペペ。