写真はガンランバの朝、見かけたパイチュウづくり。あちこちで煙と香りが上がり、一斉に行われることがわかる。街で決まった周期があるようだ。
【蒸留する!】
翌早朝、宿の庭に設置された大鍋に火をくべています。
朝食作りかな、と思いながら周辺を散歩に行くと、各所で煙が上がり、なんともいえない、ふわっとした焼酎のような香りが漂っています。みると、庭先の炉の上に大きな鍋と木樽が設置されていて、そこから蒸気がさかんに吹き出ているのでした。
よく見ると、
見慣れた中華鍋の数倍の大きさの鍋に水を張って煮立て、
その上に底と上底のない先すぼまり気味の木の樽を置いて、その上辺にたるませるように麻布をのせ、
さらに、その上に大きな中華鍋のようなものを載せています。
その木の樽の上の方から管が突き出ていて、その先には液体を入れる口がすぼまった甕が置かれているのです。管の先からはちょろちょろと透明な液体が流れ出ていました。
宿に戻ると、同様の道具が設置されていました。
この装置こそ、1ヶ月放置した固体発酵の酒の酛を蒸留する装置なのです。
その仕組みは、次回、詳しく説明します
(つづく)
【蒸留する!】
翌早朝、宿の庭に設置された大鍋に火をくべています。
朝食作りかな、と思いながら周辺を散歩に行くと、各所で煙が上がり、なんともいえない、ふわっとした焼酎のような香りが漂っています。みると、庭先の炉の上に大きな鍋と木樽が設置されていて、そこから蒸気がさかんに吹き出ているのでした。
よく見ると、
見慣れた中華鍋の数倍の大きさの鍋に水を張って煮立て、
その上に底と上底のない先すぼまり気味の木の樽を置いて、その上辺にたるませるように麻布をのせ、
さらに、その上に大きな中華鍋のようなものを載せています。
その木の樽の上の方から管が突き出ていて、その先には液体を入れる口がすぼまった甕が置かれているのです。管の先からはちょろちょろと透明な液体が流れ出ていました。
宿に戻ると、同様の道具が設置されていました。
この装置こそ、1ヶ月放置した固体発酵の酒の酛を蒸留する装置なのです。
その仕組みは、次回、詳しく説明します
(つづく)