写真は、昆明市内の世博園の日本館ブース(2004年撮影。)左側には床の間があり、観葉植物を剣山で生けた斬新な花盆がある。その横の段違い棚には目が2つ入った高崎のだるまと、小さい金屏風。大きく「祭」とかかれた大うちわも展示されていた。日本館を出ると、日本庭園まであつらえてある。内容は芝生を貼って、少し築山があり、竹が植わっているのだが、これを「中国庭園」と呼んでもなんら差し支えない風景となっていた。
【なぜか 日本を語るときの「おまもり」に】
日本でテレビをひねると、どこかに必ず現れるSMAP。今回、中国の要人が丁重にお迎えしたことで、日本のマスコミを驚かせていました。
私も2004年に中国で暮らしていた頃、日本人では小泉総理に続いて日本の皇室の結婚事情、それに続くぐらいの注目度で「木村拓哉」が、ずいぶんと新聞に載っていました。といっても、彼の私生活のはずはなく、当時は香港のウオン・カーワイ監督の映画『2046』で、‘「あの」木村拓哉が謎めいた男役を演じている。彼のあの「瞳力」でどれだけの人を迷わせてくれるのか’などというコメントぐらい。
中国の一部の人にはあの、ちょっと流した感じの目力が魅力らしい・・。(と新聞評に書いてあった。)当然、宮崎駿監督の「ハウルの動く城」で木村拓哉がハウルの声を演じたことも話題になっていました。
その春、昆明市北東郊外の昆明国際園芸博跡地の「世博園」に行ったとき。以前、そこに世界各地のパビリオンとおみやげが並ぶ中で、このブログで日本のあやしいパビリオンがあったことをご紹介しました(2007年6月22日)。
その日本館に「日本の音楽」として置かれていたDVDが唯一、一枚。それがSMAP。
なぜ、童謡でも、演歌でも、その時、はやりの日本ポップスでもなく、SMAPだったのか。当時から、かなりな謎でした。
(当時の日本ポップスを中国人が歌ってヒットしていたものに氷川きよしの「きよしのズンドコ節」キロロの「未来へ」(ほーら、足もとをみーてごらん、これがあなたの歩む道~、の歌)がありました。メロディーラインがきれいなものが好まれるようです。ちゃんと版権を取っているのかはわかりません。たぶん上海万博のテーマソングもそういう普段の慣行をしたところ、だったのでしょう。)
そして今。SMAPのコンサート。谷村新司だって、浜崎あゆみだって、同じジャニーズ事務所の、嵐だって、中国でコンサートを開いているのに、人民大会堂に呼ばれることはありません。また、SMAP全体が人気、というよりは、突出して「木村拓哉」。ちなみに中国のインターネットでどう書き込みがあるかと、検索してみましたが、強力な規制がかかっていて、キムタクの記事にヒットして画像も出るのに数秒後に「探し当たりません。ごめんなさい」と、画面が切り替わる始末。今回のコンサート関連はヒットしますが・・。
中国の「ダム」問題検索以来の強力なガードに、またまた驚いてしまいました。
【なぜか 日本を語るときの「おまもり」に】
日本でテレビをひねると、どこかに必ず現れるSMAP。今回、中国の要人が丁重にお迎えしたことで、日本のマスコミを驚かせていました。
私も2004年に中国で暮らしていた頃、日本人では小泉総理に続いて日本の皇室の結婚事情、それに続くぐらいの注目度で「木村拓哉」が、ずいぶんと新聞に載っていました。といっても、彼の私生活のはずはなく、当時は香港のウオン・カーワイ監督の映画『2046』で、‘「あの」木村拓哉が謎めいた男役を演じている。彼のあの「瞳力」でどれだけの人を迷わせてくれるのか’などというコメントぐらい。
中国の一部の人にはあの、ちょっと流した感じの目力が魅力らしい・・。(と新聞評に書いてあった。)当然、宮崎駿監督の「ハウルの動く城」で木村拓哉がハウルの声を演じたことも話題になっていました。
その春、昆明市北東郊外の昆明国際園芸博跡地の「世博園」に行ったとき。以前、そこに世界各地のパビリオンとおみやげが並ぶ中で、このブログで日本のあやしいパビリオンがあったことをご紹介しました(2007年6月22日)。
その日本館に「日本の音楽」として置かれていたDVDが唯一、一枚。それがSMAP。
なぜ、童謡でも、演歌でも、その時、はやりの日本ポップスでもなく、SMAPだったのか。当時から、かなりな謎でした。
(当時の日本ポップスを中国人が歌ってヒットしていたものに氷川きよしの「きよしのズンドコ節」キロロの「未来へ」(ほーら、足もとをみーてごらん、これがあなたの歩む道~、の歌)がありました。メロディーラインがきれいなものが好まれるようです。ちゃんと版権を取っているのかはわかりません。たぶん上海万博のテーマソングもそういう普段の慣行をしたところ、だったのでしょう。)
そして今。SMAPのコンサート。谷村新司だって、浜崎あゆみだって、同じジャニーズ事務所の、嵐だって、中国でコンサートを開いているのに、人民大会堂に呼ばれることはありません。また、SMAP全体が人気、というよりは、突出して「木村拓哉」。ちなみに中国のインターネットでどう書き込みがあるかと、検索してみましたが、強力な規制がかかっていて、キムタクの記事にヒットして画像も出るのに数秒後に「探し当たりません。ごめんなさい」と、画面が切り替わる始末。今回のコンサート関連はヒットしますが・・。
中国の「ダム」問題検索以来の強力なガードに、またまた驚いてしまいました。