昨日紹介したクロツラヘラサギ(全長77cm)の仲間で、こうべ動物王国で見ることができるベニヘラサギ(全長81cm)の飛行を紹介しましょう。
ベニヘラサギはアメリカ大陸周辺に分布する野鳥です。
<体長は69-81cm。翼開長は約120cm。頭と喉は皮膚が裸出していて緑褐色である。頸から上背にかけては白色で、体のそれより下の部分は次第にピンク色をおびている>
<特に翼や腰は鮮やかなピンク色になる。前胸に赤色の房状の飾羽がある。嘴はやや黄色みがかった灰色、足は黒赤色である>・・・大阪に渡来したクロツラヘラサギ(若鳥)は同属種
<ベニヘラサギの幼鳥はピンク色が薄く、嘴は黄色い。頭部はほとんど羽毛に覆われている。約3年で成鳥羽になる>・・・下の写真の後方が幼鳥でしょう。
<食性は主に動物食で、魚類、甲殻類、昆虫類などを捕食するが、植物の種子なども食べることがある>
<繁殖期はコロニーを形成するが、しばしばトキコウ類やサギ類と混合コロニーとなる>
<オスが巣材を集め、メスが樹上に巣を作る。 1腹2-5個の卵を産み、抱卵期間は23-24日。抱卵、育雛とも雌雄共同で行う。雛は孵化後約35-45日で巣立ちする>
同属のクロツラヘラサギの着地は、ベニヘラサギの着地姿勢とよく似ていますね。