近所の公園にカラシラサギ(環境省レッドリストの準絶滅危惧指定)が渡来してきていました。その飛行写真と一緒にウイキペディア英語版からカラシラサギを紹介しましょう。<・・・>がnet翻訳した引用部
<カラシラサギは全長68 cm、羽毛は生涯を通して白く、コサギに似ています。クチバシは黄褐色(コサギは黒)、脚が黄緑色で、足指は黄色、虹彩は薄黄色>
<成鳥は繁殖期に長さ11cmを超える冠羽を発達させます>・・・ボサボサした冠羽はコサギにはありません。
<カラシラサギは極東ロシア、北朝鮮、韓国、中国本土の海岸沖の小さな島々で繁殖。フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシア半島、サラワク州、シンガポール、インドネシア、ブルネイなどで越冬>
<最も重要な越冬地域はフィリピンのレイテ島、ボホール島、セブ島、マレーシアのサラワク州とセランゴール州>
<2004/05年に実施された冬季調査で、世界の総生息数は2,600〜3,400羽と推定され、2002年から2012年までの10年間、個体数の大幅な減少はないとされる>
<冠羽が帽子の装飾品とされたことで、カラシラサギは17世紀頃から大量捕獲されはじめた>
<19世紀にはさらに大きな流行となり、商人を通じて流通するカラシラサギの冠羽の数は数百万に達した>・・・これが生息数激減の理由
<現代の最大の脅威は干潟と河口の埋め立て、およびその場所の深刻な環境汚染と考えられている>・・・カワウの前で着地するカラシラサギ