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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



近所の大和川中州のカモメ集団の中にオニアジサシが渡来してきていましたのでウィキペディア(以下wikとします)の記事から紹介しましょう。

オニアジサシは、チドリ目カモメ科の下に分類されるアジサシ亜科オニアジサシ属とされているので同じ中州に渡来してきているカモメ(ユリカモメ・ウミネコ・セグロカモメ)とは親和性があるのでしょう。

オニアジサシの繁殖地は、ヨーロッパ・バルチック海、黒海沿岸の中央アジア、北アメリカなど、越冬地はアフリカ・オーストラリアなど(南アメリカを除く)の沿岸地帯です。

 従って日本では、まれな旅鳥または冬鳥として、本州、四国、九州、南西諸島に渡来するだけですが単独での飛来が多いようです。・・・このときも1羽だけ

オニアジサシの全長は約53cm(Wikの英語サイトでは48–60 cm)、翼開長は約140cm(Wik英語では127–145 cm)野鳥は英語サイトの方が情報量が多いようです。・・・長距離を移動するアジサシはユリカモメ(後方)より翼開長が長い

日本で観察されるアジサシ類では最大の種とされ、同じ中州にいるユリカモメ(40cm)より明らかに大きく、ウミネコ(46cm)とほぼ同じ、セグロカモメよりは小さいようです。・・・手前はウミネコ

オニアジサシの体の上面は淡い灰色、体の下面は白色とカモメと似ていますが、頭頂部が黒(冬羽では白色の羽が少し混じり、薄い黒)なので、多数のカモメの中から頭の黒い個体を探すと見つけることができます。

また最も違いが目立つのが、太く長い赤いクチバシで、このクチバシを見れば容易に識別が可能です。

ちなみに財団法人日本野鳥の会のポータルサイトから、オニアジサシが撮影された都道府県を見ると島根県1、長野県2、東京都1、千葉県2と、6件の事例しかありませんので、まれな野鳥という表現に間違いはないようです。



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