今の季節、南方の越冬地に渡る途中のトウネン(チドリ目シギ科)が大阪市内の干潟で途中休憩しています。
トウネン(体長15cm・スズメ14cmと同じくらい)も大阪府レッドリスト2014で準絶滅危惧に指定されている野鳥です。
この小さな体のトウネンは、シベリア北部で繁殖し、南方のオーストラリア・ニュージーランドまで渡って越冬することが知られています。
トウネンがどれだけ小さいか他のシギと比べてみましょう。まずはソリハシシギ(体長23cm)との比較です。中央にいる小さいのがトウネン
次にエリマキシギ♂(28cm)、♀(22cm)との比較。後ろにいる小さいのがトウネン
手前のキアシシギ(体長25cm)と、エリマキシギ♂(体長28cm)との比較。前にいる小さいのがトウネン
これもエリマキシギとの比較。右手前がトウネン
トウネン2羽をやや大きく
トウネンにも目立つ白い翼帯がありました。