大阪港開港150年イベントとして開催された平林をめぐる「大阪港うらクルーズ」に行ってきましたので紹介しましょう。
乗船したのは一本松海運の2008年9月に就航した旅客船「きらり」で、長さ約21m、幅4.3m、総トン数19トン、乗客定員66名という仕様。
大阪の低い橋を通過する為、潜水艦と同じように船体に海や川の水を取り込み、船ごと沈めて運航できるようになっています。
天井は後方にスライドしてフルオープンとすることができるようですが、なにせ8月末の猛烈な残暑だったために冷房を利かせて閉めて運行。
いつもは企画クルーズ「落語家と行く なにわ探検クルーズ」船舶として使われていますが、この日は「大阪港うらクルーズ」のイベントに使われていました。
船内は木目調の癒し空間、各座席にはテーブルが設置され、ゆっくりと飲食をお楽しみいただけますということで、ドリンクメニューからアルコールを注文、ウイスキーの水割りを飲みながらの快適なクルーズを楽しみました。
クルーズコースは、ATC前のコスモフェリーターミナル岸壁から南港大橋を潜り、イケアのある大正区鶴町の沖でUターンして戻る咲洲半周クルーズでした。
この旅客船「きらり」は、橋の下を通過できるよう船体が低く、客室からの目線は水面に近いレベルにあり、普通の船から見る景色とは違う興味深いクルーズでした。
海の向こう(中央やや左)に、小さくあべのハルカスも見えていました。