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ROSSさんの大阪ハクナマタタ





広州市の北東に1956年に完成した華南植物園は、敷地面積315万㎡という広大な面積を有する中国最大規模の植物園である。

この植物園までは市内からタクシーで28元(360円)、15分で到着である。

入場料10元を払い中に入る。

植物園に入って吃驚したのは暑い広州ならではの気配りか、園内の主要な通りの両側には大木の見事な並木道があり、所謂緑のトンネルの中を歩けるようになっていることである。



この緑のトンネルは区画毎に木の種類を変えて配置されており、飽きることが無かった。

勿論外人さんも来ています。



園内には5000種類以上の熱帯、亜熱帯の植物が栽培されているというが、確かに300万㎡という面積は広大である。

朝の9時過ぎから12時まで3時間ほどの散策であったが、植物園の中を吹く風は結構さわやかであった。

お勧めポイントは入り口から入って左のエリアに集中している。

そこには大王椰子の並木道があり、その奥に広大な池がある。



池には幹の下の部分が急に太くなっている杉が水の中から直立している。



こんな樹木は日本では見たことが無い。

その先に熱帯植物温室、薬草園、蘭園、シダ園、ソテツ園と配置されているが、中でも蘭園が見事であった。

薬用植物園の看板

 


植物の種類が多いのは確かであるが、開園以来50年の歴史しかないので、私の大好きな古樹銘木にはお目にかかれなかった。



広州で銘木を見ようと思えば、やはり140年という長い歴史のある沙面租界が一番であろう。



12時になって植物園を出ると、前の道路にちゃんとタクシーが何台か客待ちしていて広州市内まで28元で連れ行ってくれた。


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