野鳥・旅行・観光・テニスなど趣味の写真ブログ
ROSSさんの大阪ハクナマタタ



朝9時半ガーデンホテル前の友誼商店で両替し広州一の繁華街、丁度大阪の心斎橋のような北京路商店街へ出かける。

北京路の入口


毎日35万人の買物客が繰り出すという北京路商店街には街路樹はあってもアーケードは無く中国南方地方特有の騎楼建築が続く通りがあった。

騎楼建築


騎楼建築とは建物の2階から上の部分が歩道の上にまでセリだし、1階の歩道部分は上の建物の真下となっているために日差しの強い昼間は日陰となり、雨の日には濡れずに通行できるという建築様式である。

従って北京路では、雨の日でも道路の向こう側に渡る時以外は傘をささずにショッピングができる。

北京路には500の店舗があると言われているが、新大新と広州百貨店という2つのデパートに入ってみた。


北京路の入り口にある新大新は売場が狭く商品も高級品が少なく庶民的なデパートであった。

一方北京路の中央にある広州百貨店は北京路に面した旧館とその裏に増築した超高層の新館がある巨大デパートであった。

広州百貨の新館


ここには海外ブランド物の売場も多く、高級品がところ狭しと陳列され、大阪で言うと大丸のような存在を思わせる。

広州百貨店の入口(広百百貨と書かれている)



「広百」(グアンバイ)と呼ばれ広州では超有名なデパートであるが、旧館の建物はかなり古く、途中覗いたトイレにはなんと大の間仕切りが腰までしかない。


立ち上がると隣が丸見えという構造に吃驚した。



実は一度この手のトイレの中で用を足している現地の人を間近に見たことがある。

外から間仕切り越しに見るとしゃがんだ人間の背中と後頭部しか見えず、顔が見えない造りになっているのである。

従って一応最低限のプライバシーは保ちながら、しゃがんで用を足すことができるのである。

しかし終わった後で一旦立ち上がるとその瞬間からプライバシーは曝け出されるという日本人にとってはかなり悲惨な状況が待っているのである。

トイレにずらっと並んで用を足しているしゃがんだ人間の行列は、中日の文化の違いを決定づける強烈な印象であった。

広州百貨店の新館トイレはちゃんとプライバシーに配慮した仕切りがあったので、日本人の皆さんは新館の方を利用されるのがよろしかろうと思う。

北京路には無印良品(日本のパクリ?)という店もあります。







コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )