知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

事業承継セミナー…株価を下げるためのテクニック

2007-07-23 18:25:16 | Weblog
本日は、財団法人埼玉県中小企業振興公社主催の事業承継セミナー(北与野駅前のビルの一角)に行って参りました。
セミナー会場は、設置者に言わせると渋沢栄一の魂を引き継いでいるそうです。(…?)
事業承継には色々な視点がありますが、今回は相続対策を主眼とした内容でした。
当然、講師は税理士でした。
相続がいいのか、生前贈与がいいのか、
冷静に考えた上で判断を要するとのことでしたが
相続対策のために、都内に土地や建物を買わせるというのは少々抵抗を感じました。
税金対策の狭い視野の話になってしまうにも関わらず、セミナーはほぼ満席だったのは、
経営者自身が相続税に悩んでいるが故のことなんでしょう。

都会の眠った不在地主の憂鬱

2007-07-23 06:20:00 | Weblog
「あなたの田舎にある農地、眠っていませんか?」――。
農林水産省、全国農業会議所などでつくる「農地マーケット企画委員会」は
8月から、耕作されていない遊休農地を持つ都会の不在地主に有効利用を呼び掛けるため、
ポスターによるPR活動を羽田空港と都電で展開する。
全国の遊休農地は2005年時点で約38・6万ヘクタールと東京都の1・7倍に相当する面積に広がり、
相続などの結果、地元の人々と連絡が取れなくなった不在地主も増加している。
同委員会は、遊休農地を使いたい人に貸すか売るよう呼び掛けるため、
居眠りするかかしのポスターを作製した。夏休みの行楽時などに不在地主の目につきやすい羽田空港内や都電の車内に8月中掲げる。


最近は、見たことも行ったこともない土地を相続してしまったという人も多いのだろうが、仕事いそがしくて農地に手を付けられないが、先祖伝来の土地を手放したくないと言うのが本音だろう。

貸すのはいいけど、売るのは抵抗があるのかも知れない。

最近の見ぬ魔田圃の荒れ具合を見ていると本当に悲しくなりますが、私も同じ穴の狢かな…。