知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

娘も息子もあてにはならない

2016-09-30 20:22:21 | 中国文化
中国文化のすごいところは儒教という思想だろう。
あのおかげで親は子どもに面倒を見てもらおうと思うし、
子どもも親の面倒を見ないとならぬと思う。
しかし、そんな思想も廃れてしまい
何とも空寒い世の中になったのだろうと感じる。
中国でさえそうなのだから、
もともと儒教の教えが弱いに日本では親の面倒を子どもが見るなんて思想がほぼゼロ。
それは自分が老境に入ったせいだろうが、
娘も息子もあてにならないことを再確認した。

男の悲哀

2016-09-29 20:18:13 | 心情
92歳の爺さんが息子に先立たれ、妻に先立たれた。
その爺さんが風邪をひいて弱気になった。
あれだけ威張り散らしていたのに
自分の息子の嫁に「お母さん、おかゆにしてくれ…」
男は子どもなのである。
多分、永遠に子どもなのだと思う。
どうもこれが自分の行く末になる可能性があると思うと悲哀そのものである。
実に悲しい…

我がよき友よ

2016-09-28 20:12:30 | 音楽
我がよき友よがはやったのは小学生だったかな…
詩の意味がよくわからなかった。
特にバンカラという意味が分からなかった。
今は、この詩の気持ちがよくわかるようになって
つい口ずさむのは
「俺は今でもこの町に住んで、女房子どもに手を焼きながらも生きている」
まさにそうなのだ。
これは男の勝手な気持ちだが
実に的を得ている心情なのだ。
吉田拓郎はすごいと思うのである。

九月の雨

2016-09-27 20:07:21 | 音楽
9月ももう終わろうとしている。
いつも思い出すのが
太田裕美の「九月の雨」

季節に褪せない心があれば
人ってどんなに幸せかしら…

そう沢山の人の心が季節に褪せてしまうのです。
かく言う私も同じ穴の狢

そういう幸せな人なんていないのかもしれません。

久しぶりの晴れまで農作業

2016-09-25 18:20:13 | 農業
サツマイモの手入れをしました。
サツマイモは手入れなどほとんど不要ですが、
不定根を剥がして余計な芋が育たぬように手入れをしました。
あと1か月、日光を浴びさせてから収穫します。
スーパーではもうサツマイモが出回っていますが
今の時期のサツマイモは甘くありません。
熟成させて糖度を高めていないのです。
私は10月下旬に収穫して食べるのは12月くらいで計画しています。

100歳越えても…

2016-09-22 18:09:03 | 由無し事
敬老の日
素直に老人を敬えなくなったこの時代である。

老人を敬うためには何が必要か…

常に何かを施してくれる存在だったころはありがたい。
しかし、常に何かをしてやらねばならない存在になって
自分から見て子どもと親とどっちが大切か
これを考えると辛いものがある。

儒教というのは、そういうことも見越した思想なのかもしれない。