知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

さて、このブログ、6月皆勤賞でした

2007-06-30 09:57:18 | Weblog
ブログを書く方もコメント書く方も
はっきり言って無責任な訳で
国会等での発言に較べると著しく身勝手なことが書ける。
だから、皆勤賞にもなるのです。

元々、あるサークル活動の連絡用にスタートしたこのブログでしたが
そのサークルも形骸化し、実態を喪失しております。
そういうわけでいつの間にか個人の意見を書く場になってきました。
しかし、さすが2年もやっていると安定読者がいらっしゃるようで
そういった方々には、つまらぬネタばかりで申し訳なく思っております。

ときどき批判的なコメントをいただくときもありますが
そもそもそういった議論をする場ではないので、
そういうコメントに対して反論したり、議論もしておりません。
私の任意で削除しております。

国語学者の友人も見ているようですが
つたない文章で恐縮してます。

ということで6月、これで締めます。

昨日、国家公務員のボーナス支給日だそうで…

2007-06-30 01:11:29 | Weblog
国家公務員に6月29日、夏のボーナス(期末・勤勉手当)が支給された。
一般職(管理職を除く行政職職員)への平均支給額は、給与月額の2・11月分にあたる約62万4800円(平均年齢34・7歳)だったそうだ。
平均年齢の上昇などにより、昨年同期より約900円(0・1%)増えたらしい。
特別職では、安倍首相、島田仁郎最高裁長官の約536万円が最高だった。
首相、塩崎官房長官、柳沢厚生労働相は年金記録漏れ問題のけじめをつけるとして、議員歳費分(約302万円)を除く特別職分を返納することにしている。
行政改革の一環として昨冬のボーナスから続けている返納分と合わせ、首相は約234万円、塩崎長官は約94万円、柳沢厚労相は約90万円を返納する。
社会保険庁ではボーナス支給を受け、全職員に一部を自主返納するよう求める手紙を送る予定らしい。
同意した職員には納入告知書を送付し、振り込みで返納させる。
社会保険庁では、8月下旬ごろから返納が始まると見ている。
何度も繰り返しになるが、昨年、社会保険庁に入った後輩のことを不憫に思う。
危険な組織に敢えて入って、さらに打撃を食らうとは…。

2007年版国民生活白書

2007-06-29 06:07:24 | Weblog
高市少子化担当相は6月26日の閣議に、2007年版の国民生活白書を提出した。
経済・社会環境や意識の変化により、家族・地域・職場で人々の「つながり」が希薄化しており、
このことが生活満足度にマイナスの影響を与えている可能性を指摘。「つながりの再構築」に向けて、企業がワーク・ライフ・バランス(両立支援)の取り組みを進めることなどを求めている。
以下のアドレスで全文が読めるので興味のある方は、参照されたい。
http://www5.cao.go.jp/seikatsu/whitepaper/

ここのところ斬新な指摘がないのが気になる。
「なるほど」という感覚が持てない。
今頃、そんなこと指摘するなよ。
と感ずるのは私だけではあるまい。

「さらばシベリア鉄道」ならぬ敷設合戦

2007-06-28 06:04:13 | Weblog
政府は6月27日、ロシアが進めるシベリア鉄道(ウラジオストク―モスクワ間、全長約9300キロ・メートル)などの鉄道網整備計画について、
新幹線技術を使った支援に向けてロシア側と協議に入ることを明らかにした。
 今秋をめどに両国の政府関係者や企業などで作る作業部会を設け、具体策の検討を始める。
日本政府は、急速な経済成長を遂げているロシアに日本の鉄道技術を売り込み、ビジネスチャンス拡大を図る。
石油・天然ガスが豊富なロシアと協力関係を強めることで、エネルギーの安定供給にもつなげたい考えだ。
ロシア政府は今年9月にも、2030年を目標とする鉄道整備計画を策定する。
世界最長のシベリア鉄道の近代化はその中核となる。
ロシア政府は昨年、「新幹線など日本の鉄道技術を導入できるかどうか検討したい」と非公式に日本に協力を打診していた。
これを受け、政府は経済産業省が中心となって国内車両メーカーなどに協力を呼びかけた。
シベリア鉄道の沿線への産業立地など総合的な開発計画作りも支援していく方針。
7月初旬に経済産業省幹部らがロシアを訪問し、国営ロシア鉄道のヤクーニン社長や政府幹部に会い、予備調査を行う。
今後、車両技術や鉄道運行技術での協力などが検討される見通し。
シベリア鉄道の具体的な整備計画はまだ明らかになっていないが、新幹線導入のために部分的に新線を敷設していくとみられる。
ロシア政府は、物流の大動脈ともなっているシベリア鉄道を高速化する考えで、
現在、日本海側のウラジオストクからモスクワまで貨物列車で約2週間かかる所要時間を、1週間程度に短縮したい意向という。
サンクトペテルブルクには、トヨタ自動車や日産自動車などが工場建設を進めており、高速化が実現すれば日本からの部品の輸送も効率化できると期待される。
現在、ロシアでは首都モスクワとサンクトペテルブルク間(約650キロ・メートル)、モスクワとニジェゴロド州のニジニノブゴロド間(約450キロ・メートル)で、新幹線級の高速鉄道を整備する構想もある。
これらの計画をめぐり、欧州企業も技術の売り込みを図っており、日本の技術との激しい競争になるとみられる。

日本とは遠く離れたモスクワとサンクトペテルブルグの間の話ですが、それでもロシアとの友好関係は大事だと思いますね。


馬肉の牛カルビですか!

2007-06-27 06:06:10 | Weblog
北海道苫小牧市の食肉製造加工会社「ミートホープ」による牛肉偽装事件で、
田中稔社長(68)は、別の食肉会社に勤めていた約40年前にも、馬肉と牛の脂で作った肉を「牛カルビ」として偽装販売していた疑いがあることが、取引のあった知人男性(67)の証言でわかった。
農林水産省が25日に発表した調査結果では、ミート社の24年前の不正行為が確認されたが、
男性の証言は、田中社長の不正が、それ以前から始まっていた可能性を示している。
田中社長は、1976年にミート社を創業したが、それまでは苫小牧市に本社を置く別の食肉会社で、役員を務めていた。
田中社長は、多くの工場を切り盛りする立場だったという。
男性は田中社長の古くからの知人で、飲食店を経営していた68~71年ごろ、田中社長の紹介で、この食肉会社から「牛カルビ」を購入した。
通常の半値で買えたため、「どうしてこんなに安く買えるのか」と疑問に思い、田中社長の案内で苫小牧市内の工場を見学。
「牛カルビ」の製造工程で、馬肉に牛の脂を張り付ける作業を目の前で見た。
田中社長は「いろんな方法があるんだよ」と言うだけで具体的な説明はしなかったが、「すぐに牛肉ではなく馬肉と分かった」という。

おそらく本当の話なのでしょうね。
とにかくひどい人ですね。
ミートホープのみならず、食肉業界の信用まで失わせている行為です。
最悪。
私もニューコンビーフを馬肉が入っているとは知らず(※)によく食べてましたが、
結構、我々、日頃から馬肉とか兎肉とか食べさせられているのかもしれません。

※ニューコンビーフには、馬肉使用と書いてありましたが、しばらく気が付きませんでした。虚偽表示という意味ではありません。

社会保険庁の全員ボーナス返上はおかしいだろう?

2007-06-26 06:14:16 | Weblog
政府は6月25日、年金記録漏れ問題の責任を取るため、社会保険庁の全職員約1万7000人に6月の賞与(ボーナス、期末・勤勉手当)の一部の自主返納を求めることを決めた。
厚生労働省によると全体の返納額は10億円規模になる見込みという。
また、安倍首相と塩崎官房長官、柳沢厚生労働相がボーナスの一部を返納するほか、厚労省の副大臣、政務官、村瀬清司・社会保険庁長官ら幹部もボーナスを返納する。
社会保険庁の村瀬長官は6月25日夜、記者会見し、自身の夏のボーナス全額(約270万円)を返納し、
約1万7000人の同庁全職員にも、20分の1から2分の1の自主返納を呼びかけることを明らかにした。
歴代の厚労次官、社保庁長官らにも現役職員の返納額と同程度の金額を国に寄付するように求めるとしている。
厚労省では、副大臣2人、政務官2人が議員歳費分を除く全額、次官が全額のほか、幹部職員や社保庁勤務経験者からの返納を決めた。

私は社会保険庁に縁も縁もないが…(大学の後輩が昨年、社会保険庁に入庁したしているので縁があるかもしれない)

国民感情から観れば当然のようだが、
新規採用職員や採用から日の浅い職員には、非はないだろう。
そういった職員にまで返納を求めるのは変である。
まして、この逆風の中、社会保険庁に入庁した職員を報いてやるべきだろう。
悪い野行政音痴の厚生労働省である。
彼らにもっと責任を取らせるようにするべきだろう。

財政の手綱を緩めるな!

2007-06-26 05:57:49 | Weblog
財務省が6月25日発表した2006年度末の国債や借入金などを合わせた国の借金(債務)の残高が前年度より0・8%増えて834兆3786億円と過去最高に達した。
地方の債務残高と合わせると約1001兆円となり、初めて1000兆円を超えた。
国は06年度の税収見込みの約49兆円に対し、約17倍の借金を背負っている計算になる。
赤ちゃんも含めた国民1人あたりの借金残高は、国だけで653万円、国と地方を合わせると783万円になる。
2006年度末の地方自治体全体の債務残高は約201兆円となる見通し。
国と地方の債務残高を加え、そこから交付税特別会計の国・地方重複分(約34兆円)を差し引くと約1001兆円となる。
景気回復を背景とした税収増で、2006年度の国債新規発行額が前年度実績より約4兆円少ない27・5兆円と大幅に減ったため、国の債務残高の伸びは鈍化した。
名目国内総生産(GDP)に対する債務残高の割合は1・6倍で、依然として先進国最悪の水準。
税収増を受けてでさえ、この調子である。
一部の圧力団体や族議員の圧力に屈服しては行けない。
手綱を締めて、行政運営にあたらなねば、我が国の行く末は暗い。
どこかの都道府県では、減税できそうな税目を捜しているそうである。
国税と地方税の配分を変えただけなのに、もうこの様である。
首長は選挙の票を取るために税の無駄使いに躍起になっている。
まだまだ財政を締めなければいけない。
大盤振る舞いなどもってのほかだろう。

スローバラード…夢を見た

2007-06-25 22:10:44 | Weblog
昨日は娘と寝た。
5歳の娘と…
パパ、最近ギター弾いてないね
そういって眠りについた
別に深い深い意味はないのかもしれないが
ギターを弾く余裕もなくなっていたのかと
しみじみと夜空を観ながら思った。

そういえば、忌野清志郎はどうしたんだろう
昨日は車の中で、あの娘と手をつないで
市営グランドの駐車場
二人で毛布にくるまって…

そう悪い予感のかけらもないのに
悪いことばかり起こってしまう

娘の寝言を聞いた。
何を言っているか分からなかったけど
何となくスローバラードのメロディが浮かんできた。

今度は、ギターを弾いて
スローバラードでも聞かせてみるかな
迷惑だろうが

企業のレピュテーション…ミートホープ事件

2007-06-25 06:14:23 | Weblog
アメリカのエンロン事件、
我が国では、雪印食品
市場から退場させられた企業である。
企業のレピュテーション・マネジメントが最近よく議論されている。
言い換えれば、企業がコミュニケーションを経営戦略の一環として組織の中にどう組み込んでいくべきかを考えておくべきだということであろう。
ミートホープは、その微塵もない企業。
これで市場から退場宣告を受けよう。

プロ野球…観なくなったな

2007-06-24 07:59:00 | Weblog
昔、東京都荒川区の南千住に東京球場というロッテの本拠地があった。
下町の球場で、歩いてかよったものだ。
ロッテは、その後、本拠地を移してしまい、今はもうない。
当時、金田正一監督が狭くてホームランが出やすい球場は不要だといった。
プロ野球は、そのころから既にニーズの把握を怠っていた気がするのである。
短期的な採算だけを視野に入れていた。
下町の球団があってもよかったのではないだろうか?

私は巨人ファンだった。
金に物を言わせて、トレードで補強する。
生え抜きの選手がいない。
そんな球団では、興味が薄れる。

それでも小笠原がヒゲを落として、活躍している姿には敬服する。
原監督が生え抜きの選手を育てようとしているようにも感じる。

しかし、テレビさえ観なくなった。
気にはなるが、試合を観たいという気にはならない。

それだけ、価値観が多様化しているといえよう。
これに応えるには、いかにニーズの把握を行うか、
これに尽きる気がする。