知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

村上ファンド…奢れる平家も久しからず

2007-07-20 06:06:02 | Weblog
ニッポン放送株を巡るインサイダー取引事件で、証券取引法違反の罪に問われ、東京地裁で19日に懲役2年の実刑判決を受けた村上ファンド元代表・村上世彰(よしあき)被告(47)は、いったん東京地検に身柄を拘束されたが、
保釈請求が同地裁に認められ、再び保釈された。
保釈保証金は7億円。
村上被告は昨年6月に保釈された際、保釈保証金5億円を納付しており、
追加分の2億円を小切手で納付した。
公判の被告人質問では、個人資産が200億円以上あることを認めていた。
無罪を主張してきた村上被告は、実刑という厳しい結果にショックを受けたのか、判決理由の朗読が終わった後も、傍聴席の最前列で見守っていた家族と目を合わせようとしなかった。
関係者によると、保釈後、車の中でもぼう然とした様子で、判決についてはひと言も話さなかったという。

滅多に講演をしない彼が講演をするというので見に行ったことがある。
その時は、テレビ局の給料が高いことを徹底的に批判していた。
おそらく、テレビ局の株に触手を伸ばそうとしていたころだろう。
そして、儲かって儲かって仕方がないともいっていた。
奢れる平家も久しからず。
世間は、彼が墜ちていくことを冷ややかに笑っているのだろう。
それが世の中というものだ。