知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

もう一つのひな祭りの歌

2006-02-28 21:17:52 | 日本文化
もうすぐひな祭りですが、個人的に好きなひな祭りの歌を紹介します。
題は「ひなまつり」
作詞は 海野厚(うんの・あつし。他に「背くらべ」「おもちゃのマーチ」などの作詞で知られています)七五調の旧仮名遣いで書かれています。

 ひももの花にお白酒
 あられ草餅緋毛氈
 おひなさまのお祭りに
 皆様おまねきいたしませう
  五人囃子のおはやしに
  官女の舞の美くしさ
   前ぢやみんなで賑やかに
   お琴をひいたり歌つたり

 遊んでやがて日が暮れりや
 お内裏様もおさみしい
  早くおあかり點もしませう
  おぼろおぼろの雛段に
   樂しいたのしい夜が更けて
   外はほんのりお月さま
    薄桃色のぼんぼりに
    ねむりやきれいな夢ばかり

何となく、吉田拓郎が歌っていた「祭りのあと」(岡本修身作詞)に通ずるところがあって、特に「遊んでやがて日が暮れりゃ お内裏様もおさみしい」というフレーズが大好きです。

作曲者は、三宅延齢(みやけのぶとし)という方ですが、私、高校生の時、この詞に曲をつけて歌っておりました。
今でもこの詞をみると自分のつけた節で歌っております。



祝、アルペン入賞

2006-02-27 21:30:27 | Weblog
オリンピックも閉幕しました。日本のアルペン回転での入賞は猪谷千春以来、実に50年ぶりだそうで、個人的には荒川静香の金に匹敵するのではないかと思っています。猪谷氏はなんと国後島の出身です。これも驚きです。
まぁ、アルペン回転の場合は、偶発性に左右される要素が強いのでしょうが、あっぱれ日本と申し上げたい。

平成21年は休日(国民の休日)が増える?

2006-02-26 08:19:18 | Weblog
私、イミダスの付録の手帖を使っているのですが、平成21年の9月22日が休みになっています。
いわゆる祝日法によって祝日と祝日に挟まれた日は休日となると定められている関係で、ゴールデンウィーク中に1日、「国民の休日」という日があるのをご存知だと思います。
さて、これが作用することで秋にも「国民の休日」を出現させる可能性があります。平成15年から敬老の日が9月15日から9月第3月曜日になったため、敬老の日が9月21日となり、秋分の日が9月23日になった場合がそうです。
つまり、21日(敬老の日)、22日(国民の休日)、23日(秋分の日)ということとなります。したがって、土曜日、日曜日を合わせて5連休といったこととなり、まさに秋のゴールデンウィークの出現です。
これが平成21年に起こるだろうと予想されています。ただし、秋分の日は官報告示によって確定しますので、現段階では「?」がつきます。

韓流スター考察

2006-02-25 07:53:32 | Weblog
最近、行政問題について触れておりません。しばし、お許しを…。
さて、冬のソナタのヨン様については、なんであんなのがいいのと思っていました。今、NHKで「チャングムの誓い」というのをやっていますが、このヒロイン演じている「李英愛」というのが結構な美人です。それで何となく、世の女性がヨン様にはまったのが分かる気になりました。
この「チャングムの誓い」では、李氏朝鮮の宮廷料理人を扱っていますが、当時は未だ唐辛子がないので、キムチとかは出てきません。唐辛子は、琉球を経由して持ち込まれたとかで、意外と伝統という点では浅いようですね。ただ、肉食文化は当時からあったようです。

万里の長城

2006-02-22 22:33:10 | Weblog
万里の長城には女坂があるそうです。
私の知り合いの女性(30歳)がこの金土日で万里の長城へ行って来たそうですが、そこで「女坂を下った」とのことです(寒いのにご苦労さんですね)。
思わず「女盛りを過ぎた?」と言ってしまい、口を利いてくれなくなりました。
口は災いの元ですね。

えぇっ東京三菱UFJじゃないの?

2006-02-21 22:09:38 | Weblog
「東京三菱」と「UFJ」が合併して「東京三菱UFJ」だとばかり思っていましたが、「三菱東京UFJ」ということで、さる方から認識を正せとの指導を受けました。
どうでもいいことですが、結局は、「三菱銀行」と言うことでしょうかね。
「UFJ」の前身も「三和」と「東海」でしたが、「UFJ」は「三和」という意識が強くて、一部に「東海」の血が流れているという認識は希薄でした。
その昔、「埼玉」という都市銀行に属していた組織もありましたが、「協和埼玉」、「あさひ」を経て辛うじて「埼玉りそな」ということで「埼玉」という名が生き残っています。しかし、このままでは、武蔵野銀行にその地位を奪われるかもしれませんよ。伝統に甘えるよりも現状を見つめましょう。

上司を上司と思わない世代…

2006-02-20 21:04:35 | Weblog
まぁ、自分も年をとったというか、焼きが回ったというか、そういうことなんでしょうね。これまで7人の部下がいたことがありますが、合わせてくれたっているんでしょうか、問題なく過ごしてきました。
しかし、どこにラインがあるのかわからんのですが、昭和50年以降に生まれた世代とは明らかに隔絶しているんでしょう。
ということで愚痴をいって寝ます。

名作の舞台をゆく吉川英治「宮本武蔵」の世界を訪ねて

2006-02-18 00:44:22 | Weblog
この本は、某都道府県の技術系職員(会員の方は、調べればどこの方か分かります)が書いたそうです。結構が中身が濃いので一度読んでみるといいでしょう。
相当に現地取材等を行って時間をかけている様子が窺われます。宮本武蔵というといささかタイムリーではない気がしますが、吉川英治の宮本武蔵像が全てじゃないということでしょう。
坂本龍馬なども固定ファンが多いのですが、彼の全集(姉乙女などに宛てた手紙を集成した本)を読むと、私は司馬遼太郎の坂本龍馬と違う気がします。
そういう意味では、通説となっている歴史人物像に異論を唱えるという手法が友好なのかも知れません。