知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

シナ人とか朝鮮人とかの文言使うと叩かれるらしい…

2019-10-06 19:46:53 | 中国文化
中華思想は周辺民族を蛮族と考えている訳で、日本は東夷という蛮族扱い。
そういう意味で、タリシヒコが隋に送った『日の出処の天子…』は素晴らしい外交成果です。歴史的にそれが残っているという点で素晴らしい。
倭という文字には卑下された字義があります。
だから日本と自ら国号を改めた訳です。(倭と日本が併存し、日本に併呑されたという説もあります)
それでも日本とは大陸シナから見ての国号とも言えるものです。

朝鮮にいたっては、李氏が時のシナ大陸の為政者につけてもらった国号。
しかし、この点を加味しても大陸シナから見て朝の鮮やかな国という意味であり、卑下されたものでもない。されど、朝鮮半島南半分を管轄する政権は嫌がる傾向があるようです。

最近は、ツイッターでシナ人とか朝鮮人とか使うと、その記事の内容をヘイトに結び付けて通報され、アカウントが凍結されるようです。

中華思想で差別されている国としては、中国と呼ばずにシナ(china)と呼ぶことはお互い様ですよね。
朝鮮は朝鮮半島北半分を管轄する政権が自称しているので問題がないと感じます。

皆さん、どう思いますか?


娘も息子もあてにはならない

2016-09-30 20:22:21 | 中国文化
中国文化のすごいところは儒教という思想だろう。
あのおかげで親は子どもに面倒を見てもらおうと思うし、
子どもも親の面倒を見ないとならぬと思う。
しかし、そんな思想も廃れてしまい
何とも空寒い世の中になったのだろうと感じる。
中国でさえそうなのだから、
もともと儒教の教えが弱いに日本では親の面倒を子どもが見るなんて思想がほぼゼロ。
それは自分が老境に入ったせいだろうが、
娘も息子もあてにならないことを再確認した。

中国の本当の狙い

2016-06-10 17:35:39 | 中国文化
十数億の人間がいる国です。
この国民みんなが中華だと思えば
何でもありです。
極論すると、元の最大支配領域が自分たちの領土だと言うかもしれません。
これを政府が抑えることは無理かもしれません。
「沖縄」
これも中国だと言っている中国人は少なくありません。
我々は、このことを甘く考えてはいけません。
その対処には、アメリカとの強固な同盟関係を維持する必要があります。
それだけ危険な状態になっていることを忘れてはいけません。

漢語林

2015-08-27 09:09:01 | 中国文化
大修館の漢語林
昔は漢和辞典なんて使うことがないと思っていましたが、
漢語林を読むほどに、漢文を読むということが実に面白くなりました。
漢文の独特の言い回しも、やはり慣れですね。
そして、中国語も漢文の応用でかなり読むことができます。
一度調べたところには付箋を貼って

知命日記の始まり

2015-01-01 00:34:25 | 中国文化
今日から新年
知命日記の始まりです。

知命とは、論語の「五十而知天命」
漢文流に読めば、「五十にして天命を知る」からきています。

一般的には、「天から与えられた使命を知る」というふうに解釈されますが
もっと意訳して「五十歳で人間の力の限界を知った」という解釈も可能です。

どれにしても物欲から離れて
マズロー流に言う自己実現の段階に入る年代だと私は思います。

私ももう物欲から離れて自分の生きたい道を進もうと思います。

そういう視点を意識します。


天中殺

2014-12-26 09:20:05 | 中国文化
天中殺は、昭和50年代中頃にはやった占いです。
四柱推命でも空亡といわれるものです。
私はいわゆる波乱の人生といわれる辰巳天中殺です。
辰年と巳年はあまり積極的には動かないほうがいいといわれています。
そして、20年間も続く大運天中殺は、25歳から44歳でした。
大運天中殺とは人生の不自然融合の時です。そのため、希望と異なる方向に運勢が進みやすいのですが、人生が思うようにいかない場合と、逆に思った以上に伸びてしまう場合とがあるそうです。つまり両極端に運勢が動くといわれています。
まぁ、20年もそんなことがあるのかとは疑問ですが…
ということで今年は午ですし、大運天中殺もあけてますから、普通なはずです。
しかし、最悪の状態に陥っています。
本当の天中殺は今年じゃないかと思うのです。

香港のデモ

2014-10-04 10:35:38 | 中国文化
中国は、いつもあのような民衆の力が政治を変えてきた。

政権が強力なときは、すぐに火が消える。
しかし、消えないということは、共産党政権が揺らいでいる。
少なくとも否定的に感じる民衆が少なくない数いる。
そういうことだろう。

ウイグルやチベットに飛び火するのが共産党政府には嫌なことだろう。

だが、日本は、気をつけなければいけない。
その勢いをそらすために、矛先を日本に向けようとするかもしれない。

父が話していた李香蘭

2014-09-24 09:22:45 | 中国文化
9月14日、李香蘭こと山口淑子さんが亡くなったとの報道がありました。
知らない人は知らないでしょうが、齢84の父からはよく聞かされた名前です。
山口さんの父親は、旧満州で満鉄(南満州鉄道株式会社)の社員に北京語を教えていたのだそうです。
実の父親が親しかった李際春将軍と山口さんが養子縁組をしたことから、「李香蘭」の名前をもらい、それが歴史的な女優の名前になったらしい。
戦後、中国国民党軍に捕らえられ、処刑されそうになったらしいのですが、日本人であることが分かって許されたのだそうです。
中国人さえ中国人だと思う中国語をしゃべっていたのでしょう。
私にはただ、驚異としか言いようがない。
凄い人生を生きてきた人…
流転の王妃愛新覚羅浩さんにも匹敵するくらいの人生だったと思います。

中国の友人

2014-07-03 09:51:07 | 中国文化
日本に留学して博士を取得した友人がいます。
女性です。
今、来日しています。
彼女の博士論文作成のために、日本語指導を徹夜で手伝いました。
彼女は言いました。
「お礼にどうしてほしい」
私は何もいらないと答えました。
中国人には見返りを要求しなかったことが不思議らしかったようです。
別に気を引こうとか、そういうつもりは何もないのです。
でもそれが日本人だと感じていただけたでしょう。
中国では大学で教鞭をとっています。
どうか、日中友好隣邦のための一助になってほしいと思います。