知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

9月も終わりです

2008-09-30 06:09:15 | Weblog
昨晩は、波乱の外為市場のようでした。
やはりサブプライム問題は根が深く
リーマンだけじゃないのでしょう。
そう言えば、日本でも北海道拓殖銀行が破綻しましたけど
どうように次は商業銀行(つまりは、普通の銀行)の破綻が待っているのかも知れません。
このままで行けば、ドルは100円割れをしそうな勢いです。
信用収縮も続いており、各国の中央銀行は協調してドル供給に乗り出す訳です。
外国銀行を救うために…
さて10月はどうなることやら…

いよいよ秋本番

2008-09-29 06:15:55 | Weblog
残暑も完全に抜けきったようで
これからは凛とした日々が続くきます。
長女の小学校運動会も終わり、
次は、幼稚園の運動会です。
それが終わると冬ももうすぐ。
少し前までは実りの秋を実感しましたが、
いまはただ、空気の変化だけを感じています。


あるプレゼンテーションの全国大会へ

2008-09-28 08:51:03 | Weblog
あるプレゼンテーションの全国大会へ参加してきました。
同業者の中では我が社だけ…
最初に全体でプレゼンテーション
そのあと会場を移して、個別審査。
質疑応答でプレゼンの中身について質疑応答を経て
第二次審査、第三次審査へと進みます。
その道のプロが集まっていますので
いろいろな切り口から突っ込まれます。
いや、疲れました。
まぁ、私自身のスキルアップのための努力です。

社会福祉協議会がリーマン債ですか!?

2008-09-27 06:13:38 | Weblog
埼玉県東松山市の市社会福祉協議会(会長・坂本祐之輔市長)が、
経営破綻(はたん)した米証券大手リーマン・ブラザーズ発行の社債1億円分を保有していることがわかったそうです。
すべて焦げ付く可能性がかなり高いでしょう。
東松山市社協によると、
資産運用のため2007年11月、リーマン・ブラザーズ・ホールディングス・インクの第4回円貨社債(サムライ債)1億円分を購入したのだそうです。
今年度予算は特別会計なども含め約15億円で、市が交付した地域福祉基金(3億6900万円)を購入費に充てたらしい。
2007年3月の厚生労働省通知で、
社会福祉法人が資産運用で、元本保証の有無にかかわらず金融商品を購入できるようになっています。
国内大手証券から「国債と同じ格付けで安心な上、利率も高い」と勧められ、
国債とともに購入し、償還日の12月19日に約140万円の利払いを受ける見込みだったそうです。


結果論かも知れませんけど

社会福祉協議会のお金、

例えば、生活が苦しい方が生活保護申請をしても決定までに数週間の時間がかかるわけです。
この間、食いつなぐためには、社会福祉協議会が金を貸すと言うことをやっているわけです。
そのセーフティネットの金をリーマン債にあてるというのは、説明責任を果たせない気がします。
社会福祉協議会は、職員の給与からこの損失を補填するべきでしょう。

東松山市社協の資産運用規定は「元本の償還及び利子の支払いが確実な債券」に限っているそうですが、吉田隆夫事務局長は「市民に申し訳ない。情報収集に努め、対応していきたい」と話しており、10月1日の臨時理事会で対応を協議するそうです。

坂本市長は「破綻するとは夢にも思わなかった。理事会とも協議して、今後の対応を考えたい」としているそうですが、市がこれに同意しているのなら、しかるべき責任者が連帯して責任を果たすべきです。
ただし、税金の投入はいけません。


小泉元首相引退ですか…

2008-09-26 05:53:46 | Weblog
怪人も引退することとなったようです。
小泉さんが何をやったかと言うと、
一連の小泉改革と言われる中で、行財政改革に重点的に取り組んだと
そう評価されるのですが、
よくよく考えると、小泉首相でなくても
行財政改革はやらなければならなかったのかなと思うわけです。
ある意味、小泉人気に乗じて官僚が旨くことを運んだのかも知れません。
その辺の背景は、当時に財務省のお抱え学者の話などを参考にしているのですけども、
財投改革は事実として行われたわけだし、それなりの効果もあるわけで、
これが人気のない政権だったらできたかというと
それはできなかったという結論になります。

小泉さんが本当にやったことは、郵政改革だけだったのかも…

これらをどう評価するかは置いておくにしても
確かに「怪人」だったことは間違いなく、
私はそう言う「怪人」が好きでした。

すかいらーく再建には、+αが必要では

2008-09-25 06:03:13 | Weblog
外食大手のすかいらーくは、300店以上の不採算店舗を閉鎖か業態転換。
大半の事業子会社を売却することを柱とする経営再建計画をまとめた。
年内に銀行団の承認を得て、実施する予定。

中華レストラン「バーミヤン」と和食レストラン「夢庵」を中心に200店以上を閉鎖。
さらに100店以上を低価格店舗「ガスト」などに転換する。
ファミリーレストラン「ジョナサン」を除く子会社の売却も検討している。
ファミレス事業に経営資源を集中し、持ち帰りすしの「小僧寿し本部」のほか、ビュッフェレストラン「ニラックス」や洋総菜販売の「フロジャポン」などが売却対象となる。

また、増資により、数百億円を調達し、財務基盤を強化する。

再建案は2011年12月期までの3年間の中期経営計画の一環としてまとめた。
ガソリン高や物価高を背景に外食離れが進み、特に地方の幹線道路沿いの店は苦戦しており、不採算店の閉鎖と業態転換を加速して、収益の改善を目指す方針。

思うに、食器に汚れが付いていたり
もう2度と行きたくないと思わせる失態も多い。
もう一度、経営のあり方と従業員教育をした方がよい気がするが…


アメリカがくしゃみをすると日本が風邪をひく…?

2008-09-24 21:30:25 | Weblog
少々古いが、9月18日の夕方、
日銀は米FRBと600億ドルのスワップ協定、臨時決定会合で決定とのニュースが流れた。

これは日米欧の主要6か国中銀が強調して1800億ドルのドル資金を自国市場に供給する緊急対策を受けてのもの。
日銀が国内市場でドルといった外貨を供給するというのは初めての試み。
日本国債などを担保にして、金融機関にドルを貸し出すことになり、
日本でも外資系金融機関がドルを調達しやすくさせるための措置。

ドルLIBOR3か月物と米TB3か月物金利との利回り格差(TEDスプレッド)が、急拡大した。
つまり金融機関同士での資金を貸し借りする際の金利が大きく上昇し、より安全資産となる米国債に資金が流れているという状況があった。
短期金融市場では資金の貸し手が慎重となり、資金の流れが滞り、それに対して各国中央銀行は大量の資金供給を実施し、日銀も連日のように資金供給を実施しているものの、日本でも外資系金融機関を中心に調達づらい状況となっていた。
これに対してはドルを直接、日銀が貸し出した方が効果があることで、日銀による「米ドル資金供給オペレーション」が実施されることとなった。

日本も人がいいというか、
逆の時は、ジャパンプレミアムといって、散々酷い目にあった記憶が鮮明なのに、
アメリカに親切にしてやったわけである。

日銀もそうした方が日本経済に得だと考えた結果なのだろう。

まだ、アメリカがくしゃみをすると
日本が風邪をひくのから脱却していないようだ。

盆栽という小宇宙

2008-09-24 05:53:57 | Weblog
日本人は小型化することが得意です。
盆栽は、その好例なのでしょう。
中には樹齢500年を越えるものもあるそうです。
そうなると、なんと言ってもアメリカ建国よりもはるかに長いわけで
アメリカ人なら欲しがりそうですよね。

アート作品に著作権があります。
作者の表現した小宇宙、盆栽にも著作権があります。

鉄道博物館…さいたま市大宮区

2008-09-23 06:15:57 | Weblog
鉄道博物館は、単純に子どもが楽しめる部分と
大人のマニアが楽しめる部分とが併存しているので
結構にぎわっているのだと思います。
特にミニシャトル列車は混んでいることが多いようです。
また比較的、食事の場所が貧弱です。
客の数に対して裁く能力が著しく低いので、
ゆったりと食事ができません。
弁当を持参して、ランチトレインという電車の中を利用するといいでしょう。
ただし、電車の中が多少くさい気がします。
シーズンオフは12月。
この時期に行くのがねらい目だそうです。


福岡の事件は、悲惨な終わり方…

2008-09-22 21:31:17 | Weblog
多分、多くの人が予想したとおりだろう。

「トイレに行った間に、子供の姿が見えなくなった!」
事件当日の18日、薫容疑者はそう言って、現場の公園にいた人たちに助けを求めた。
約30分後、捜索に加わった人が、トイレの外壁と柱のすき間で息絶えた弘輝君を見つけると、顔が黒ずんだ弘輝君にすがりついて泣いた。
救急車で病院に向かう間は、ずっと弘輝君の名を呼び続けた。

しかし、不自然すぎる。

弘輝君は軽度の発達障害があったとされ、
小学校では特別支援学級に通っていた。

これも親としては辛いことだろう。
この部分は大ぴらに報道されていないかったように感じる。

同級生の母親は入学式の後のクラス懇談会で、あいさつした時のことをおぼえている。
「(薫容疑者は)最後にあいさつし『うちの子は落ち着きがないところがあるので、迷惑をおかけすることがあるかもしれません』と泣き出しそうな顔で話していた」という。
その言葉は、自身の負い目を象徴している。

警察も状況証拠を考えれば、一つの結論を出さざるを得まい。

弘輝君の葬儀翌日の9月21日、福岡県警の捜査員は任意の事情聴取で薫容疑者に「本当のことを聞きたい」と告げた。
「私がやりました……」
薫容疑者はそう打ち明けると、せきを切ったように号泣したという。
やがて落ち着くと、自分が病気であることや、子育てに悩みがあって将来を悲観していたことなどを語り始めたという。

何が悪かったのか?

彼女も不幸だったと思う。
子どもを持つ親として、子育ての大変さは重々承知している。
されど子どもを失う悲しさを考えることはできそうもない。

これは子どもを持つリスク。

この苦しみを評価してやらなければいけない。