知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

家電の量販店が自動車販売?

2007-07-11 06:08:43 | Weblog
ヤマダ電機が大都市駅前への出店で攻勢をかけるのだそうです。
東京・池袋駅前に13日、都市型店「LABI」の3号店を開業するのを皮切りに今後3年間で東京・渋谷、大阪・千里など10カ所に新たに店をつくるらしい。
メーカーからの派遣社員に頼らない店舗運営手法も模索中。
従来、ヤマダは郊外を中心に大量出店して成長し、駅前が地盤のヨドバシカメラやビックカメラとすみ分けてきました。
ヨドバシやビックも改装などで対抗する構えで、量販店同士の競争が一段と激化しそうで、これも掟破りの第1弾です。
ヤマダがJR池袋駅東口に新設する「LABI池袋」は売り場面積約3500平方メートル。
同6000平方メートル前後あるビックカメラ本店の隣に位置します。
2006年3月の大阪・難波、今年2月の仙台に次ぐ駅前型店。
来年3月には大阪・千里、来夏に東京・渋谷と群馬県高崎市にも出店するそうです。
東京・新宿の西武新宿駅前、JR大井町駅前にあり8月に閉鎖予定の丸井跡などへの出店も目指すもよう。08年3月期以降、年間出店数の1割弱に相当する3―4店を駅前に振り向けます。
こうした都市型店は自社の正社員と契約社員だけで運営する仕組みも作るらしい。
大阪・難波の「LABI1なんば」が1月、職業安定法で禁止されているヘルパーへの「業務指示」の疑いで大阪労働局の立ち入り検査を受けたことに対応。
社員による店舗運営への切り替えに伴う人件費負担は08年3月期で約8億円増加する見込みですが、売り上げ増進で補うそうです。
ヤマダは07年3月期決算ベースで国内家電小売り市場の19.4%のシェアを持つが、東京都は6.7%、大阪府は12.7%。大都市圏に弱いため、郊外でも年間約40店の大量出店を継続する一方、都心部の駅前攻略も本格化します。
一方、本拠地・池袋にヤマダに攻め込まれるビックカメラは、6月末までに本店を含む周辺3店を改装。カメラ館やパソコン館など、店ごとの専門性を高めて対抗する。ヨドバシカメラも6月末にJR吉祥寺駅(東京都武蔵野市)前に新店を開業。本店を構える新宿も含め、東京西部での販売シェア拡大を目指すらしい。
ヤマダの売上高は2位エディオンの約2倍。独り勝ちの体制が強まれば、業界他社の淘汰(とうた)や新たな再編につながる可能性もあんでしょう。

で、そのヤマダ電機、定款を変更して業務内容に自動車販売を加えたのだそうです。(自動車販売に乗り出すとは聞いていませんけど…)
自動車販売系の企業は、そういう事態が来ることを恐れていたそうです。
ヤマダ電機は、既に物を売るという体制とノウハウを持っていますから、安穏とはしていられないですね。
自動車販売に加えて、カー用品の廉売を行えば、相当な強敵になること間違いないですな。