さる輸入代行業者にある商品を頼み、入金してから次のようなメールが入りました。
この度は当○○○○のネットショップをご利用頂き誠に有難うございます。
ご入金を確認させて頂きました。
早速のお振込みありがとうございました。
ご注文頂きました××××でございますが、注文が殺到した為複数のシッパー共在庫切れになり次回は4月上旬の出荷を予定しております。
お客様に於かれましては大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。
深くお詫び申し上げます。
現在××××の供給は世界的に大変不安定になっており、安定供給が大変困難になっておりますが多くのお客様の強いご要望もございますので
当店では複数ルートを確保しながら引き続き取り扱いをさせて頂く所存でございます。
また以前より一部問題になっている”液漏れ”でございますが製造メーカーでも現在まで空輸中の気圧の変化に対し、100%の対処は出来ていないのが現状です。
許容範囲内での滲む程度の僅かな液漏れは××××に限り今後はご容赦下さいませ。
また完全な状態の製品をご希望でしたら今後は△△△△や▲▲▲▲等へ変更される事をお勧め致します。
既にご入金済みのお客様キャンセルご希望の方は大変ご面倒でございますがこの返信メールにてお口座の詳細なご連絡をお願い致します。
直ちにご返金させて頂きます。
またキャンセルご希望のお客様も大変ご面倒でございますがご一報頂きます様お願い致します。
また引き続きお待ち頂ける様でしたら発送次第、若しくは発送の予定日等をご連絡させて頂きます。
以上よろしくお願い申し上げます。
はじめから書けよ!
入金してからこういうことを書くなよ。
頭に来たのでフリーダイヤルの電話をかけると携帯からはかからないし、公衆電話からもかかりません。要するに、平日の9時から18時の間に、一般電話からしかかからないのです。
これは、詐欺濃厚になったと判断しました。
そこで、直ちに返金に応じるとあるんですけど、これには銀行の口座番号を教える必要があります。
既に住所も電話番号も教えてあるんで、これに口座番号まで教えたら何されるか分からない訳ですよ。
危ない相手だとやっかいです。
しかし、泣き寝入りは禁物。
そこで、教示義務を怠ったことを理由に申し込みをキャンセルし、直ちに返金を求めました。
口座番号を教えるリスク対策として、
まず「直ちに返金」が法律上曖昧なので、4月6日までに指定の口座に指定の金額を返金するよう通告しました。
そして、その確認できない場合、又は入金額が指定の金額を下回っている場合には法的手段に訴えることとしました。
併せて指定の金額を上回っている場合には、上回っている額を法務局に供託する旨を通告しました。
1時間後、返金を確認しました。
やはり輸入代行業者の利用には、慎重さが必要ですね。
いい勉強になりました。