知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

市町村の白旗

2006-01-29 10:57:13 | Weblog
合併協議会から離脱した市町村の内、いくつかのところから合併を求める白旗が挙げられています。交付税削減のトレンドは強まるばかりでしょうから、まずは1万認程度のところは自主財源で団体の運営は不可能なのことが明白なのでしょう。そういう意味では、合併協議会から離脱したことを後悔しているのかもしれません。
仮に、三位一体の改革をさらに進めて、財源を全て移管しても市町村の多くは、やっていけないのです。そういう意味では、国家が財政調整を調整し平準化することはなお重要なのです。
合併を進めて、団体の職員(教員も含む)を削減し、給与水準を下げる。
これは、避けられない問題でしょう。

調査能力が高い独立系投信会社(外資)?

2006-01-27 23:47:35 | 市場・マーケット
結論から言うと結果論を書きます。
どれだけ調査体制が整っているのかは知りませんが、ライブドア株を組み入れていたことは汚点です。付加価値の源泉は調査にあると宣っていたわけですから、その調査の中でライブドアの収益構造を十分に解明せずに投資していたこととなります。
ライブドア事件後、ライブドアの占める割合は自社の保有株式の1%にも満たないとか、どんなにいいわけを書いても、その調査能力には疑問を感じています。
ただでさえ1.5%を超える信託報酬料を取っているのに、本業で黒字を出していない会社に投資をしているとは…。
ということで、アクティブ運用不要論に戻るわけです。

雪でした

2006-01-21 08:23:59 | Weblog
窓を開けてみると真っ白。
これで温泉にでも浸かっていたら最高ですが…
テレビでは米国産牛肉に危険部位が混入していたとかで騒いでいます。
アメリカ人は、危険部位でも毎日食べなければ大丈夫だといっているくらいですから、BSEに対する問題意識など希薄なはずです。輸入解禁の決断は早急だったと言えるのではないでしょうか。
これで焼き肉産業や牛丼産業に暗い陰を長引かせるのでしょうか。某牛丼系チェーン店で牛肉を使った定食を食べました。やはり、固くて臭みが強い。おそらくオーストラリア産でしょう。ながらく米国産牛肉になれていたせいもあり、違和感を持ちました。
農林水産省の皆さん、頑張ってください。

今日は反発後の下落を予想していたが

2006-01-20 23:01:51 | 市場・マーケット
日経平均は続伸だが、微かな伸びにおわった。店頭市場は下落と言うことで、大方想定範囲内の相場だったようだ。ライブドアショックは織り込まれたように感じる。
やはり、一昨日は絶好の買い場だったのではないだろうか。
ということで、今週は、株式市場に気が向いた週であった。

絶好の投資機会ではないか?

2006-01-19 22:09:46 | 市場・マーケット
とりあえず本日19日は、リバウンド相場と言うことで落ち着いた。まずは定石通りと言うことだろう。さて、明日はどうなるかが問題である。明日も上昇であればとりあえずライブドアショックを市場は織り込んだと見ることができるだろう。しかし、下げることになれば、どこまで下げるかを見極めなければならない。そこが底であれば、絶好の投資機会だと思う。
私は、株の個別銘柄がよく分からないので、例えば、日経平均やTOPIXに連動する上場投信あたりにでも手を出そうかと考えている。

ライブドアショックで市場は大混乱

2006-01-17 19:30:13 | 市場・マーケット
マザーズ市場の主要を占めるライブドアがあのような事態になっては、大混乱するのもやむを得ないところなんだろう。もし、上場廃止にでもなれば、株主にとっては大損害になる。ここは、「売り」と判断するのが妥当なところだろう。そういうわけで日経平均もトッピックスも大落した。
ただ、堀江社長も錬金術にかけては策士だから逆バリを仕掛けるのも一興だろう。

出産費用の無償化?

2006-01-14 00:32:51 | Weblog
出産費用を無償化して人口を増やそうという話であろうが、果たしてそれが得策であろうか?少々疑問に思うところである。
大切なことは、相応の教育を受け収入のある夫婦が、安心して子ども生み育てられる社会の実現ではないか。出産費用の無償化は、いたずらに貧困層の拡大再生産につながりはしないだろうか。
詳細をこれ以上論じる気はないが、働く女性や子育ての負担をいかに軽減するかと言うことが解決すべき課題である。人口を増やすためであれば、手段を選ばないと言うような方向性は、疑問を感じる。

ドル安というか円高というか…

2006-01-12 21:46:50 | 市場・マーケット
先般のG7で円安容認と言うことで、120円超でドルを買ってしまいました。結果は哀れ、114円割れというという結果です。
くだらない野望は持たない方が良いと言うことですな。とりえず定期預金にしておけば3%程度の金利となる見込みですから、地道にコツコツと回復を待ちたいと存じます。

久しぶりに

2006-01-11 20:57:51 | Weblog
これまでとは全然違う話をします。
私の師匠が一昨年、奥様を亡くされました。その時の悲痛さは言葉にできませんでした。しかし、人の心に永遠というものはないのでしょうか、最近再婚されまして、この4月からアメリカへ留学するそうです。すっかり、悲しみは忘れてしまったようです。この点については、村上春樹の「ノルウェイの森」あたりを読んでいただくと分かると思います。
ということで久しぶりの投稿ですが、一度途絶えてしまうと、なかなか書く気がしなくなるものですね。

新年あけましておめでとうございます

2006-01-01 09:02:14 | Weblog
新年早々のニュースとして文部科学省が幼稚園を義務教育化するとの報道がありました。低学年の児童が騒いだり、教室に入らなかったり等の小学校の混乱を避ける意図があるようです。
そもそも小学校の混乱は、幼稚園を義務教育化することで解消できるものでしょうか。問題の本質は、公立教育そのものの中にある気がします。公立教育は、非常に効率が悪く、おそらく私立学校と比較すると教員等への人件費は上回っていると考えられます。確かに公立の義務教育は無料ですが、これに投入される税金は莫大であり、その中にはろくに働かないでいる教員や長期休暇取得者もいることでしょう。また、公立学校教員が自分の子弟を私学に行かせるという愚かな行為も目立ちます。これは自分の仕事に自信がないことを証明しているわけですから、糾弾される愚考だと思います。
もちろん、公立には優秀な教員もたくさんおり、そういった人のカバーによって公立教育は成り立っているはずです。しかし、働かない教員や長期休暇取得者にメスを入れることができれば公立教育の効率は相当改善されるはずです。また、教員の自覚として自身の子弟を私学に通わせていることはやめるべきだと思います。
さらに、近年は、地方公共団体の首長が票寄せに小学校や中学校の教員を増員して、いわば大盤振る舞いを講じて、あたかも教育問題に熱心であるかのように装っています。それは財政を疲弊させるだけであって、問題の本質ではない気がします。
金を遣うだけの政策は改めるべきです。