知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

去りゆく7月を惜しんで

2008-07-31 05:23:27 | Weblog
7月も今日で終わりです。
8月は、値上げのラッシュが続くようです。
暑さの方はどうなんでしょうか?
眠れないほどの苦しい夜は、さほどないので
この夏は意外に過ごしやすい気がします。

強いて挙げれば、ガソリン代の高騰。
8月は、180円台突入予想だそうですが
バカンスに悪影響を与えているようです。
私個人も、休日は家にいることが多くなりました。

夏休みもあと1ヶ月。
早いところでは、8月25日で終わるところもあります。
子ども達も少しは焦ってきたのではないでしょうか。

もう自動車を保有することは金持ちしかできなくなってきた

2008-07-30 06:00:04 | Weblog
石油元売り最大手の新日本石油は7月29日、
原油の調達コストが増加したとして、
8月のガソリン卸値を1リットル当たり5.1円引き上げると発表した。
昭和シェル石油も6.5円、
ジャパンエナジーも6円値上げする方針。
8月のレギュラーガソリンの小売価格(全国平均)は1リットル=180円台後半に達する公算。
もう自動車を保有することは金持ちしかできなくなってきた。
しかし、それでいいのかも知れない。

侮ってはいけない

2008-07-29 06:04:20 | Weblog
六甲山系の急傾斜を流れ落ちてきた濁流が、水辺にいた子どもらをのみこんでいった。

インターネットの記事によると
7月28日午後、神戸市灘区の都賀川(とががわ)で発生した〈鉄砲水〉が4人の命を奪ったそうである。
普段は子どもたちのひざ下ほどしかない水かさが、突然襲った集中豪雨のために、わずか10分で1メートル以上も増え、凶暴な流れに変わった。
猛暑の中、涼を求めた楽しい夏休みのひとときが暗転した。
関係者らによると、民営の「六甲学童保育所どんぐりクラブ」(同市灘区)に通う小学1~6年の児童19人は
この日午後1時半ごろから、女性指導員ら3人に引率され、河川敷の公園で川遊びをしていた。
1時間後、雷と雨がひどくなったため、子どもたちは都賀川に架かる橋の下の遊歩道に移動して雨宿り。
さらに雨が激しくなり、水かさがみるみる増えていった。
指導員らは、遊歩道から上がるよう、子どもたちを走らせたが間に合わず、最後は子どもたちを放り投げるようにして避難させた。
しかし、亡くなった神戸市立六甲小6年、河合玲緒(れお)さん(12)と同4年、泉谷(いずたに)瑠希也(るきや)君(10)、女性指導員(47)ら5人が、押し寄せてきた流れに落ちた。
指導員らは自力ではい上がるなどしたが、河合さんら2人の行方が分からなくなった。

川はやはり危険なのかも知れない。

いずれにしても裁判となることを覚悟しなければいけない。

米国地名委員会…竹島は無主の島なんだそうで

2008-07-28 22:02:41 | Weblog
竹島(韓国名・独島)問題で反日・愛国ムードが高潮している韓国で、
米政府機関の「地名委員会(BGN)」が島に対する韓国の領有権主張を退けていることが判明し、大騒ぎになっているそうである。
BGNの公式資料によると、島の名称は中立的な「リアンクール岩礁」を基準とし、領有権については「主権未確定」としている。

韓国のマスコミはこのことを連日、大々的に報じ、
韓国政府の対応不足を激しく批判。
同時に「この背景には日本政府の執拗な工作がある」と日本非難を展開している。
韓国政府は緊急対策会議を開き、在米大使館を通じ経緯の把握に乗り出すとともに、
米側に韓国の立場を伝達するよう指示したそうです。
さらに各国での実情調査も進めるのだそうです。
「リアンクール岩礁」は19世紀にこの島を“発見”したフランス捕鯨船の名称からきたもので、海外の文献にしばしば登場するらしい。
BGN資料には「竹島」や「独島」などいくつかの名称も“別名”として記載されているが、
韓国マスコミは「独島」より前に「竹島」が紹介されていることにも不満が強い。
BGNは、領有権が対立しているという客観的な事実にのっとり中立的な措置を取ったものとみられる。
しかし韓国では政府、マスコミをはじめ官民挙げて「あの島はわが国固有のもので紛争の対象ではない」という建前と思い込みが強いため、
今回のような国際社会の“中立的態度”にも極度に反発する結果となっているようです。
なんせ、済州島沖の存在しない幻の島を国会で議論した国ですからね…。

学区制の廃止…雑感

2008-07-28 05:53:37 | Weblog
公立高校普通科の通学区域(学区)の統廃合が全国で進み、
2003年以降20都県が学区を撤廃し、
9道府県が統合して学区数を減らしたことが、読売新聞の各教委への聞き取り調査でわかった。

2009年には北海道と京都が2度目の学区統合を行い、
2010年には宮城が撤廃、熊本が統合を予定している。
少子化と私立人気の逆風の中、公立高校が生き残りをかけて「住み分け」から「競い合い」へとかじを切っている。

学区制は、教育の機会均等を確保し、高校進学率アップを支える仕組みとして長年機能してきた。
進学率が97%を超えて「高校全入」がほぼ実現し、今は生徒や保護者の多様なニーズにどのように応えるかが求められている。
しかし、学区制のせいで公立校は選択の幅が狭く、学力の高い生徒らが私立や国立に流れる傾向が進んだ。

こうした中、2001年度、教育の個性化や多様化などを目指して地方教育行政法の改正が行われた。
学区設置を定めた規定が削除され、都道府県の判断で学区撤廃が可能になった。
2003年に東京(14学区)と和歌山(9学区)が全国初の学区撤廃に踏み切り、住んでいる都県内の高校ならどこでも受験が可能になった。

学区をなくす流れは広がり、2004~07年に2~4県が撤廃、
今春には5県が「全県1区」を実現。
早期に導入した神奈川、埼玉は、東京と同様、私立との受験生争奪戦が激しく、公共交通網が整っていることが共通点。
面積の広い自治体では学区統合を採用するケースが目立つ。
北海道は05年に55学区を25学区に統合、2009年さらに19学区にする。岩手では学区数をほぼ半数に、長野は3分の1にしている。

ただ、学区の統廃合で、私立を巻き込んだ学校間の競争は激化。
東京都では、入試の志願者が定員割れした都立は学区撤廃前の2-02年は19校だったが、
2008年には32校になった。高校の序列化や激しい受験戦争が再燃する恐れもあり、こういった問題をどのように防ぐかが課題となっている。

実は学区は、地方では問題ではない。
なぜなら、学校が遠いのである。
生きたければ勝手にどうぞの世界である。
しかし、都市部では、進学率のよい、優良な子弟(語弊があるが…)が集まるところに集中する。
昔では、東京都周辺の県で都内への越境、そして、東京都内であれば、文京区立への越境(これは都標準偏差値が高いせいであった)がトレンドだった。
まぁ、これは今回の学区廃止とは異相かもしれないが、少し足をのばすとよい学校があるのであればそちらへ行きたがるだろう。

反面、小学校等では、交通安全の当番などもあるから、学校側にしてみれば連絡がしやすい父兄が大切で、学校周辺に住んでいる児童生徒に入学して欲しいのが本音だろう。

まぁ、いろいろと難しい問題があるとは思う。

2008人事院勧告見込み

2008-07-27 07:49:35 | Weblog
人事院が8月初旬にも行う2008年国家公務員給与改定勧告の基礎資料となる民間給与実態調査で、
公務員の給与水準が民間をわずかに下回るものの、
格差がごくわずかであることが7月25日、明らかになった。
官民格差は数百円程度となる見通しで、今夏の人事院勧告はほぼベア・ゼロ勧告となる公算が大きくなった。
景気の減速感から民間の給与水準が伸びていないためで、
ベア・ゼロとなれば2006年以来2年ぶり。
2007年夏の勧告は、6年ぶりのプラス勧告(0.35%)だった。

また、人事院は7月23日、国家公務員(一般職)のうち東京・霞が関などの本省に勤務する課長補佐級以下の職員を対象に、
新たな手当を2009年度から創設する方針を固めた。
本省では深夜に及ぶ長時間の超過勤務が常態化。地方出先機関から本省への異動を嫌がる若手職員も増えている。
このため、課長補佐級では基本俸給の9.4%を「本府省手当」として新たに支給することにしたそうである。2006年度から実施している給与構造改革の一環として、今夏の給与勧告に盛り込むらしい。
本省では政策立案のほか、国会議員の質問に対する答弁づくりなどで連日、仕事が深夜に及び、超勤時間が月200時間を超えることも珍しくない。
特に資料作成などに従事する課長補佐級以下の職員ほど超勤時間が長いが、
それに見合う超勤手当は支給されていないのが実態。
こうした勤務実態の影響で、若手職員を中心に本省勤務を敬遠する傾向が強くなっており、各府省は人材確保に苦慮している。
だったらこの分を超過勤務の改善に組み込むのが自然だと思うのだが…
これでは、大して働かない本省勤務者にも支給されてしまのではないか?


これが地方公務員にもどう波及していくのか?
少なくとも都道府県では導入の可能性があるだろう。
しかし、市役所、町村役場はいかがなものか?
これには住民が反発するだろう。

ただ、時間外勤務手当は100%支給であれば、この議論の余地はない。

値上げのニュースばかりが飛び込む

2008-07-26 07:45:20 | Weblog
もう死んでしまった高田渡の歌にこんなのがある。


●「値上げ」(作詞:有馬敲/作曲:高田渡)

値上げは ぜんぜん考えぬ
年内 値上げは考えぬ
当分 値上げはありえない
極力 値上げはおさえたい
今のところ
値上げはみおくりたい
すぐに 値上げを認めない
値上げがある
としても今ではない
なるべく値上げはさけたい
値上げせざるを得ないという
声もあるが
値上げするかどうかは
検討中である
値上げもさけられない
かもしれないが
まだまだ時期が早すぎる

値上げの時期は考えたい
値上げを認めたわけではない
すぐに値上げはしたくない
値上げには消極的であるが
年内 値上げもやむを得ぬ
近く 値上げもやむを得ぬ
値上げもやむを得ぬ
値上げにふみきろう


この歌が作られた頃は、
日本はインフレのまん真ん中であった。
とにかく物の値上がりが激しかった。
つい7~8年前はデフレを警戒していたが
今は昔の感がある。

日本の不幸を喜ぶ中国人

2008-07-25 20:15:28 | Weblog
岩手で地震があったが
これについては中国でも報道されたらしい。
そして、その報道を聞いた中国人には
それを喜んでいる者も少なくないらしい。
それは、HEAVEN(http://chiquita.blog17.fc2.com)というブログに載っているのだが、そう言う意見をインターネットに書き込んでいるそうである。
なんとももの悲しいことだろう。
無論、中国人がみんな同じ考えではない。
しかし、わざわざネットに書き込まなくてもいい気がする。

雑談  千住大橋~千住新橋

2008-07-25 00:36:12 | Weblog
このジオラマの上部に千住大橋があります。
ここで、松尾芭蕉が上陸して、奥の細道が始まります。
そして下部には千住新橋があります。
千住新橋というのは、千住大橋に対抗しているわけで
今でこそ隅田川といっていますが、昔は荒川でした。
正確には千住大橋から下流が隅田川で、上流が荒川だったのです。
そして、千住新橋がかかっている大きな川は、荒川放水路と呼ばれていました。
これは、人工的に掘った川です。
いつの間にか荒川になってしまいました。
この千住新橋のそばまでかつては都電が走っており
地元ではこの辺りを終点と呼んでいました。
今は、もう呼ばれていないのかも知れません。
なんせ都電が廃止されて40年くらい経ちますからね…
この千住新橋の下の辺りにキャンディーズの田中好子さんの実家がありました。
今もあるか分からないので過去形で表現します。

アジアの片隅でこのままずっと生きていくのかと思うのだが…

2008-07-24 05:59:46 | Weblog
今後10年間に予想される世界経済・日本経済の構造変化としては、

① 制度の国際的な収斂
② 地球温暖化への世界的な取り組みの強化
③ エネルギー・穀物需要のさらなる増大
④ 成長の源泉としての知的創造
⑤ 巨大化する資金移動
⑥ (国内的課題)高齢化・人口減少の進展
が挙げられたようである。

6を除いて国策の問題のような気がする。
しかし、一国では解決できないグローバル化した問題であり、
近隣諸国との連携が必要である。
我が国もどう舵を取るべきか?
アメリカに依存し続けるのか、
中国ともう少し接近するのか、

我々はアジアの片隅に居ることをもう一度確認する必要がある。